面白かった漫画 ぼくのことを推してよ
最近読んだ漫画、少女漫画で、「僕のことを推してよ」っていう漫画があった。面白かった。あのバカバカしいストーリーが…。私はお笑い漫画だとおもって読んでいる。少女漫画でギャグがいっぱいないと読めない。どういう展開…!?というありえないドタバタ展開なんですけど。そんなありえなさが心地よい。今後も読み続けてみたい。主人公の女の子が普通の少女漫画の主人公なのかと思ったら、びっくりないい意味での逆展開というか…先が読めない激流ストーリーとかわいい絵と、イケメンがよかった。そして、普通の女の子なんだけど、普通の女の子だけど、自分の憧れのアイドルに対する想いがとてつもなく純粋でいちずで輝いている主人公。なんだかぱっとしないキャラ設定で、奥ゆかしいキャラクターの、主人公っぽくない主人公の女の子なんですが、推しのアイドルに対する時の主人公はとても輝いてみえる。そしてそんな推しに対するまれにみる輝きは、無意識に自然に周囲を魅了していく…。という、特別っぽくないんだけど、なんだか変な方向に行ってしまって、そしてなんだかんだで「推しに対する愛」という愛の力で輝きだすという凄い存在を見つけた感じがして、なんだかもう、よくわからんタイプの漫画を発見してしまった気がした。推し活とか、推しの為に仕事頑張るとか、推し信者生活をしている人っていますけど、そういう推しにあがめられるスターの存在こそ凄いのかとずっと思い続けていたんですが、この、「僕のことを推してよ」の主人公を見ていると、推し活をしている人が一番なんだかとても素敵な存在に見えてくるし、推しへの愛が主人公の活路を開いていく展開が、なんだか愛だよ…愛っっていう感じの胸どきわく激熱展開で、面白かった。愛ゆえに、愛があることに、推しへの愛があったゆえに、主人公が信頼を獲得していくという、この面白い展開は、せちがらい現代のなかで、私のようなケチな貧乏人の身分の人間でも、すごく好きなタイプの少女漫画かなと思いましたよ。