コーヘイ

重賞展望

日記


【ターコイズS】22年こそやや後傾と異例の展開になったけど18~21年は前後半3F比較で約1~2秒の前傾で中盤2Fも23秒前後と中山外1600らしくハイペースで中盤もほぼ緩まへん持続ラップになりやすい傾向。差しも決まらんわけではないけど、先週見る限りまだ内は死んでへんし基本は内や前重視で良さそうかな。他の主要3場とか全く違う適性が求められる条件やからコース適性やハイペース耐性はしっかり見ておきたい。血統ではロベルトは特注でステイゴールド系、ダイワメジャーも走ってることから共通の血ノーザンテーストも良さそう。

コナコーストはベストパフォーマンスは間違いなく桜花賞。内前有利な馬場やったとはいえ速い流れのGⅠを前受けしての2着は好内容やし、逆にスローやと鋭さに欠ける辺りマイラー色の強いタイプで距離短縮はプラス。能力的に通用せんことはないと思うけどあとは初の中山でどうかと同世代と比較しても斤量を背負わされるのがどうか。ヒップホップソウルは紫苑Sではハイペースを前で押し切る強い勝ち方やったけどマイルで前に行けるほどの追走力はこれまで見せてへんのがどうかな。これまでのレースからは現状千八ベストなイメージなんよね。使える脚が短いから秋華賞みたいに外枠から後方で終始外を回す形やとなし崩し的に脚を使わされそうやしね。マイルならややスローあたりを内枠から前目につけるのが良さそう。サウンドビバーチェは阪神牝馬Sは馬場と展開に恵まれた感が強かったけどヴィクトリアMは相手が強い中でも案外頑張れてたし強くなってるんかなと。斬れというよりは先行して粘るパワーマイラーといった感じで東京よりは中山の方がベターな印象。休み明けで状態面は気になるところ。ウインピクシスは前走福島記念は内前が崩れる中で頑張ってたしこういう展開でもやれるのは意外やった。ただマイルは2年以上ぶりで追走面やスピード面で足りるかと言われるとこれまでのレースを見る限り疑問かなと。ミスニューヨークは前走は高速決着に対応できたことが驚きやったけどちょっと時計の出方が異常やったことで足りたような感じで、本質的には千八ベストで使える脚を考えるとマイルでは時計のかかる馬場や上がりのかかる展開がベストなのは間違いない。このレース連覇してて適性は充分やけど一昨年は斤量53キロで去年は55キロ、今年は56.5キロとなると流石にどうなんかなって気はする。あとはこれも小回り千八ベストやけど馬場や展開次第ではこのコースでもやれそうなクリノプレミアム、スタートが遅く位置取り的に噛み合うかの問題はあるけど去年3着でハイペースの同コースでゾンニッヒを下したこともあるフィアスプライドあたりを挙げときます。