重賞展望
東京大賞典は前有利は読めてたけどウィルソンテソーロが逃げの手に出るのは想定外で2着が抜けでハズレ。ミックファイア消しも含めて悪くはなかったけどしっかり獲れへんかったのは反省。
【中山金杯】過去5年は0秒6~3秒9の後傾とコース形態通りややスロー~スローで流れる傾向。ただスパート地点は早めで5F前後のロンスパ戦が基本形。年が明けてAコース⇒Cコースへのコース替わりで暮れの開催で荒れた部分は概ねカバーされることもあって基本は内や前で立ち回れる馬が有利。血統ではロベルトやステイゴールドといった冬場の中山中距離戦らしい血が目立つ。
エピファニーは前走チャレンジCは内有利な馬場を外を回しながら押し上げるきつい競馬をしての4着なら悪くない。思ったよりも力はつけてるなと。ただこの時も序盤結構掛かってたし、レース後のルメール騎手のコメントも千八ベストを示唆する内容。この距離でスロー、特に前に馬を置けへん外枠とかやとまたがっつり掛かる心配はある。気性面を考えると人気で信頼するのはちょっと怖いかな。マテンロウレオも前走チャレンジCでエピファニーとは0秒1差の5着。この時は外枠から内に入れられずに持ち前の立ち回りの上手さが発揮でけへんかったのが敗因。立ち回りの上手さが活きやすい小回り中距離戦はベストで中山も悪くはないけど輸送競馬やとちょっとテンションが上がるのか力を発揮でけへんのがどうかかな。トップハンデ58.5キロも気になるところ。マイネルクリソ―らは前走が斤量3キロ重かったディープモンスターに完敗の内容。現状重賞で人気を背負うほどのパフォーマンスは見せてへんし前付けする方でもないだけにどうかな。ゴールデンハインドは2走前のフローラSが内前有利な馬場と展開で内枠からインベタの楽逃げ。オークス以来の休み明けだけに成長してへんとは言えへんけど古馬相手の重賞で足りるパフォーマンスは見せてへんかな。穴っぽい所ではまずサクラトゥジュール。気性が難しくて安定はしてへんけどメイSでは骨っぽいメンバー相手に強い勝ち方してるように出し切れればここでも通用するし、中山や距離もこなせる。内枠が欲しい。あとはショウナンマグマ。あんまり時計が速くなりすぎるとどうかなってのはあるけど先行力や機動力が活かしやすい中山中距離はベスト条件。あとはどっちも立ち回りの上手さがあるクリノプレミアムとアラタあたりは内枠を引ければ押さえておきたい。