私は復讐者です。そんな自分だとしても？
悪魔としか思えない自分が、心の中にいたとしても・・・。
その自分と手をつないで、一緒に生きる決意をする。
もう少し角度を変えて、
悪魔（エゴ）を大いなる我に育てる。
小さな事で、腹を立てる悪魔こそ、大きな我に育ちたいと思っています。
仏教の経典には
そう決意する事が、全ての魔王と悪魔、天使と諸天善神を味方につけると、あります。
魔王の中に龍なども含まれます。仏教では龍は魔の眷属に。まあ、それはいいとして。
小さなエゴを育てる。
大いなる我、真我（しんが）と呼ばれる本体に育てる。
そう決意する。
内なる声が聞こえ始める。
例えば、ボクの場合ですけど
今日、村の忘年会に誘われていました。しかしながら、明日は朝早くから出かけるので
…ここで、ボクの中のエゴは言います。正直、嫌だと。
でも、村の忘年会だし・・・嫌われたら嫌だし・・・と、去年までならいやいや参加してました。
でも、そうやって参加しても何も無いんですよね。さらに自分を卑下するぐらいがオチなんです。
それよりは、一人で自分が「ずっとやりたかった事」をやろうと思いました。
それが小説でした。ボクの場合は。
小さな悪魔は・・・エゴであり、わがままな部分かもしれません。
それでも。
その悪魔を育てようと決意し、対話し、手をつないで生きて行くと、道が開けるのが分かって来ます。
