コーヘイ

重賞展望

日記


【シンザン記念】4年ぶりの京都外1600での開催。17~20年はやたらに時計のかかる馬場やったり道悪やったりで勝ち時計も1分35秒台後半~37秒台とちょっと参考になりそうもない感じ。それ以前は1分33~34秒台やけど流石にここまで古いと馬場傾向も種牡馬も違うやろうからね。あんまり先入観なく考えたほうが良さそう。京都金杯でも書いたようにこのコースは基本的には前半のペースは上がりにくく(上りの3~4F目で緩む)後半4Fのロンスパ戦になりやすい傾向で適性としては千八寄りの馬が走りやすい。血統もとりあえずフラットに見たいけど同コースのマイルCSや京都金杯なんかを見るとダンチヒやストームキャット、プリンスリーギフトあたりは合いそう。

エコロブルームは新馬戦は好発を切ったけど3番手からの競馬で直線前が詰まり気味でスムーズさを欠いて3着。未勝利戦はスローで速い脚を使って完勝。時計はまずまずといったところ。ほぼ1勝馬しかおらんここなら能力は通用するとは思うけどダイワメジャー産駒の京都1600重賞での成績はかなり悪いからね。東京しか走ってへんだけに輸送や右回りも未知。ノーブルロジャーは新馬戦ドスローで上がり33秒3の脚を使って1着。ただペースが遅かったにしても時計はかなり遅いし2番手から出展開には恵まれたから正直これだけでは何とも言えへんなと。ナイトスラッガーは新馬戦は外を回したのと直線でヨレた前の馬のあおりを食らう形になって最短距離を通した馬を交わせず2着。未勝利戦は3番手からあっさり抜け出して完勝。時計は標準程度ってとこやけどペースが遅かったにしても中京でラスト2F11.0-11.1はなかなかの脚。ショーマンフリートは新馬戦はかなりインパクトのある勝ち方で能力はこのメンバーなら最上位の1頭かなと。ただこの時の中山は芝の殆どのレースで加速ラップやったり時計もかなり出てたからね。そう考えると時計やラップ的には特筆するほどでもないんかもしれん。判断が難しい。ここはキャリアの浅い馬が大半でどれが人気になるかもちょっと難しいけどあとは勝ちっぷりが良かったシトラールとアルトゥームあたりを。