雪景色
今朝は、いつものように、六時に目覚める。
先ず行うのは、寝床の中で行う、アメリカのアカデミー女優、シャ−リ−-マックレ−ンの著作、心と体と魂が宇宙と一体化する(Going Within)からヒントを得た、私なりの自己流瞑想法だ。
それから、気分が高揚したのを感じながら静かに寝床から起き、階下に降りる。窓から見渡す外界は、一面の雪景色。山際の少しの赤みが、登ってくる朝日の存在を知らせる。庭に生えるエゾ松の枝に、一夜を過ごしたフクロウの姿。
ログハウスの中は、近くに自噴する地下水(温泉水)をフロワー下に配管で導き、常に一定の室温が保たれ、程よく温かい。所謂、環境に優しい装置。昨晩の風呂、の水を抜く。洗面、歯磨きの後、朝食の準備に取り掛かる。
先ず、コーヒーを点てる。自家栽培の、野菜果物に、チーズを添え、皿に盛り付ける。それから、トーストを2枚焼く。外の景色を見渡せる窓際のテーブルに座り、今、生きていることに感謝しながら、食事を愉しむ。
今、この満ち足りた瞬間。一方、元旦の能登半島地震、日航機、海上保安庁機事故で、亡くなられた方々を悼む。と共に、避難され、不自由な生活を余儀なくされた方々を想い、自分に出来ることは無いか、と、自問する私がいる。