小遊星

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小屋の雑記帳

成人の日に

今週のお題

今日は「成人の日」の祝日だったのか。

ボーっと生きているので、さっきまで気が付かなった。

私の成人式は夏だった。もう吸収合併でなくなった町だ。
地元の同年生たちが実行委員会をつくって準備して、
私は大学生で地元を離れていたので、帰省中に参加しただけ。
町で1つの中学校だったから、実態は中学校の同窓会だった。

いま住んでいる町は1月3日に成人式をやる。
あ、成人式ではなく、昨年から「はたちの集い」になった。
長野県では今でも8月半ばにやる市町村が多いが、
正月3が日にやるところも多く、中には元日にやる村もある。

成人式というと、将棋のプロ棋士だった村山聖さんのことを思い出す。
村山さんが亡くなった時、師匠の森信雄さんが将棋雑誌に書いていた話だ。

村山さんが新成人になった日、わざわざ師匠の森さんに会いに来た。
村山さんがニコニコしてあまりにもうれしそうなので、
森さんが「そんなにうれしいの?」と聞いたら、
村山さんは「はい。20歳まで生きることができました」。

村山さんは奨励会を2年11か月で突破。25歳でA級八段。
羽生世代でも飛び抜けた超俊英の1人(羽生さんとは6勝6敗)だが、
幼い頃から腎ネフローゼという難病で高熱を出し入退院を繰り返した。
20代後半にガン発症。20歳にはなれたが、30歳にはなれなかった。

私にとって成人式は通過点にも満たないどうでもいいものだったが、
村山さんのような特別な気持ちでその日を迎える人もいる。
今年の新成人にどうしろこうしろというつもりはないが、
自分自身、1日1日を大切に生きなければと毎年改めて思う。

(ボーっと書いているうちに日付が変わってしまった…)

#今年の新成人に期待すること

  • 小遊星

    小遊星

    2024/01/09 22:14:23

    こがねさん、きつねさん、こんばんは。
    1日1日を大切に生きなければと改めて思ったそばから、
    そんなに真摯な生き方はしていない私ですが…

    村山さんだって、仕事(将棋)に打ち込むだけでなく、
    仲間と酒を飲んだり徹夜麻雀をやったりもしていたわけで、
    年齢相応にそういう時間を持つことも大切なんだと思います。

    あまり構え過ぎず、やりたいことをやって、
    充実した日々を過ごせればいいと思っています。
    おかげさまで、やりたいことはたくさんあって、時間が足りない毎日です。

  • きつね

    きつね

    2024/01/09 20:19:17

    こんにちは。
    20歳になれたけど、30歳にはなれなかった人生。
    ほんとうに、生きていることに感謝しないといけないですね。
    もうなくなってしまった町というのもせつないですけど、
    私は別の町に引っ越したので、友達もいなかったんで、成人式に行くという考えはまったく浮かびませんでした。

  • こがね

    こがね

    2024/01/09 07:33:55

    小遊星さん おはようございます (*´▽`*)

    「1日1日を大切に生きなければと毎年改めて思う」…同感です!

    一日いちにちを大切にしよう…2024年からはそうやって暮らしていきたいです。