もえーん

一歩進んで、二歩下がる その②

日記

さっそく熱い大浴場で冷えた体を蘇らせ、さて風呂上りにビール! いや旨いw

しかし一つ困ったことが。

どうせ夜中にお腹が空くだろうと、湯沢の駅前のコンビニでカップラーメンを一つ購入してありました。私の記憶では、利用自由の大広間にはカップラーメンの自販機があり、給湯器も併設されていたはずです。ところが、その給湯器が見当たらない。
今シーズンを迎えるにあたり、コストダウンと客単価UPのための、守銭奴の如き酷いサービス改悪をした我がホームゲレンデなので、タダでお湯を提供するなどもっての外と撤去したのでしょうか。

さて困ったのですが、簡単にお湯を供給する手段が目の前に一つあります。
それは、先ほどまで浸かっていたお風呂です。洗い場のカランの設定温度を最高にすれば、おそらく出てくるお湯の湯温は50℃以上にはなっているはずです。これをカップラーメンに注げば、生ぬるくはなれどもフヤけて食べられる状態になるに違いない。

洋服を着たまま浴場に入り、カップラーメンに湯を注ぐ人。

しかしまあ、あれですよ。
ちゃんと食べられましたよ。ぬるいカップラーメンがw

てなことで、翌日も午前中は雪でした。
前夜から雪が降った結果、積雪は+30㎝の70㎝。でもまだ少ないので、ゲレンデの圧接処理が出来ないらしく、まさかのオールゲレンデ非圧接のフカフカパウダーです。楽しいけど、練習には困った状況です。

そんなこんなで、16時ごろには終了。
お風呂に入ろうかなと思いましたが、帰宅時間を考えて断念。パパっと着替えてシャトルバスで越後湯沢駅へ。到着は17時半前。とりあえず御土産などを駅構内で物色して、さて夕食です。
駅から歩いて5分程度のところに、ホームゲレンデに出向くと必ず立ち寄る海鮮+韓国料理のお店へ。旦那が日本人で、奥さんが韓国人。美人じゃないけど人当たりの良い笑顔の可愛らしい人で、なにげに彼女のファンだったりします。

カランカランとドアにぶら下がった鈴を鳴らして大荷物で店内に入ると、「あら~今晩は~。あれ今日は一人ですか~」と声がかかりました。
先客は4人家族連れが一組だけ。ラッキーです。とにかく人気のある店なので、開店と同時に入らないと、席に座れない可能性大。仮に座れても、夫婦二人だけで切り盛りする店なので、料理が出てくるまでに相当またされることになるのです。
実際、私が入店して10分以内程度で、4人くらいのグループが3組入って来て、もうほぼ満席です。

ビールを頼むと、奥さんが「あ、今日はひとりで電車だから飲めますねぇ」と言いながら、生ビールを注いでくれました。そうなのですよ、家族連れだと結局は私が運転するので、お酒飲めないのです。

目当ての海鮮丼も平らげ(むかしはマグロハンバーグがあってそれを食べていたのですが、マグロが入荷しづらくなってメニューから消えてしまいました)、30分くらいの滞在で店を出ようとすると、奥さんが困った顔をしながら小声で話しかけてきました。

「実は、お店閉めるんです…」

え。

なんでも、お店の場所を貸しているオーナーから、自分で使いたいからと立ち退きを伝えられたらしく、今年の内には閉店になるようです。今のところ移転も考えていないようで、生活はどうするんだろう。。。

そんなことを考えながら駅に戻り、再び3時間ほどかけての帰宅となりました。


後日談。

左半身が動いていないことは、水泳で既に気が付いてはいたのですが、今回のスキーで骨盤まわりの動きのアンバランスを明確に確認できました。なので、日常生活での癖づけから始めないとなりません。
歩く時には常に左足と骨盤の動きと、そのための左側の体幹を入れることを意識しながら生活するようにしています。ボヤっとしていると、いつも通りの歩き方になってしまうのですが、そこはまさに習慣なので、地道にやっていくしかありません。

まだ次のスキーの予定は立てませんが、できれば今月の内にもう一度行きたい。
スキーの一番厄介なのは、ゲレンデまでが遠いことですね。


はやく氷河期にならないかな。


ではでは。