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ヒラスズキ

占い

ニコットおみくじ(2024-01-23の運勢)

おみくじ

こんにちは!九州から東北の日本海側は雪や風が強い。

太平洋側も午後から九州や四国、東北などで雪が降る。
北海道は大雪に注意。
沖縄は曇り。

【ヒラスズキ】 平鱸 Leteolabrax latus Katayama,1957

           Blackfin seabass

☆スズキ目スズキ亜目スズキ科スズキ属に属する魚類です。

<概要>

〇高級魚

ヒラスズキはスズキやタイリクスズキと共に鱸科スズキ属の一種で、
スズキに比べまして獲れる数が少なく味も良いこと等から、
市場では高級魚として扱われることが多く、
産地以外では一般のスーパーに並ぶころはあまりありません。

[スズキ] 鱸 Lateolabrax japonicus

        sea bass

スズキ目スズキ亜目スズキ科に属する魚です。

海岸近くや河川に生息する大型の肉食魚で、
食用や釣りの対象魚として人気があります。
日本では成長につれて呼び名が変わる出世魚です。

≪出世魚≫

 『関東』

  ・幼魚 :コッパ

  ・セイゴ:1年ものと2年もので全長約20~30cmまでのものです。

  ・フッコ:2~3年目以降の魚で、全長約40~60cmまでのものです。

  ・スズキ:それ以上の大きさの通常4~5年もの以降程度の成熟魚です。

 『関西』

  フッコの代わりにハネという呼称が使用されています。

 『東海地方』

  ・セイゴ:60cm程度まで:一律にセイゴと呼びます。

  ・マダカ:それ以上の大きさの成熟魚をマダカと呼びます。

 『宮城県周辺』

  小型のものをセッパと呼びます。

 『有明海産』

  地元の人からハクラと呼ばれています。

[タイリクスズキ] 七星鱸 

          Lateolabrax maculatus(McClelland,1844)

          Spotted sea bass

          Lataolabrax maculatus

スズキ目スズキ亜目スズキ科に属しています。

〔形態・特徴〕

 日本にスズキ科魚類は3種生息しており、
 本種の他にスズキとヒラスズキが知られています。

 本種は元来日本には生息していない外来種です。

 この3種は互いによく似ていて、その同定は難しいです。

 本種の特徴は・・・

 ・尾柄部:細くて長く、吻は短いです。

 ・背鰭軟条:12~15本です。

 黒色斑が出現し、特に若魚までの成長段階ではこの斑紋が大きいです。
 側線よりも下にも出現することが特徴的でありますが、
 稀に黒色斑の無い個体もおります。

〔分布〕

 ・渤海           ・東シナ海

 ・南シナ海の中国大陸沿岸部 ・朝鮮半島西岸

 日本には分布しない外来種です。

 鱸の養殖種苗として日本に大量に持ち込まれ、それが逃げ出しています。
 日本で再生産しているかどうかは、現在も不明です。

〔生育環境〕

 岩礁を中心に沿岸の浅海域及び河川河口域から下流域までに生息しています。
 大陸由来ということもあり、
 スズキよりも淡水の影響が強い場所を好む傾向があります。

〔食性〕

 ・多毛類          ・甲殻類

 ・軟体動物         ・魚類

 これらを食する動物食性の魚類です。

〔その他〕

 1990年から中国産の種苗が養殖されるようになり、
 それが生簀(いけす)から逃げ出したものが各地で野生化していると
 考えられています。

 特に生態的地位(ニッチェ)の近いスズキとの競争が懸念されています。

 このことから・・・

 「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」

 上記の法律に含みますので、要注意外来生物に指定されています。

 現在のところ・・・

 両種の雑種は今のところ発見されておらず、
 交雑が生じている可能性は低いという意見もありますが、
 人工的には容易に雑種が形成される為、
 遺伝的多様性保全の面からも、
 天然水域における本種や本種と在来種との雑種形成に関する動向に、
 注視・モニタリングしていく必要があるといわれています。

〇名前の由来

姿形がスズキに比べて体高が高く、
より強く側扁していて平たいというのがヒラスズキという名前の由来です。

@学名の「latus」

 ・幅広い

 ・側面
 
 このような意味のラテン語に因みます。

〇生態

@分布

 秋田県辺りから南の日本海沿岸、
 房総半島辺りから南の太平洋沿岸、そして沖縄辺りまでです。

@好みの海域

 スズキよりもやや温暖な海域を好みまして、
 内湾ではなく黒潮や対馬海流等、
 暖流の影響を受けやすい外洋に面した沿岸に多いです。

ヒラスズキの生態はまだはっきりと解明はされていませんが、
房総半島から紀伊半島まで移動した記録もあるようです。

沿岸に沿ってかなり広範囲を回遊することや、
生息地によりましてスズキと同じように、
汽水域や河川にも入ってくることも分かっています。

@食性

 小魚をはじめ、甲殻類や多毛類等の小動物を捕食します。

@産卵期

 海域によりまして多少ズレがあるようですが、
 12月頃から3月頃にかけての冬といわれています。

@寿命

 スズキと同じ約10年といわれています。

@生育海域

 「日本産魚類検索全種の同定第三版」によりますと、
 ヒラスズキは外洋に面しました荒磯に生息しています。

 ★日本近海での分布

  ・石川県能登          ・兵庫県浜坂

  ・島根県島根半島周辺      ・山口県~九州南岸の日本海

  ・東シナ海沿岸         ・茨城県~屋久島・種子島の太平洋沿岸

  ・瀬戸内海(少ない)

 ただ近年の温暖化等もありまして、
 新潟県の沿岸でも釣れるようになってきています。

 ☆ANGLESさんより抜粋 新潟県で釣れたヒラスズキの釣り・釣果情報

  ・フッコ(ヒラスズキ):大潟港      50cm

  ・セイゴ(ヒラスズキ):新潟県村上市近辺 33cm

  ・セイゴ(ヒラスズキ):柏崎港      20、9cm

  ・フッコ(ヒラスズキ):名立港      47cm

  ・セイゴ(ヒラスズキ):新潟県村上市近辺 35cm

〇特徴

大きいものですと1mを超えます。

スズキと同属だけによく似ていますが体高が高く、より強く側扁しています。

背鰭、臀(でん)鰭から尾鰭までの部分も、スズキよりも太く短いです。

体色は背は紺色ですが、体側から銀白色でスズキは差異が見られます。

背鰭軟条は15~16本(稀に14本)ありまして、
スズキより多く、背鰭や腹鰭、臀鰭の棘条(きょくじょう)は、
非常に鋭く硬いです。

問題 ヒラスズキは鵜来島(うぐるしま)周辺の海域で釣ることが出来ます。

   鵜来島があります四国の県を教えてください。

1、高知県

2、愛媛県

3、香川県

ヒント・・・〇鵜来島 宿毛市沖の島町鵜来島 片島の沖合約23km

      宿毛(すくも)市の太平洋上に浮かぶ島です。
      足摺(あしずり)宇和海国立公園に指定されています。

      @岡山駅 → 宿毛駅

       岡山駅 → 特急南風19号 → OO駅 
       17:05            19:43
       
       OO駅  →  中村駅
       19:53 21:45

       中村駅 → 宿毛駅
       21:50 22:21
       
お分かりの方は数字もしくは鵜来島があります四国の県をよろしくお願いします。