モリバランノスケ

波の音

日記

部屋の中が、明るくなり、目が覚めた。何時だろうか?。枕元の目覚まし時計を手元に引き寄せる。針は、5時30分を指している。いつものように、寝床状態で、シャリ−マクレーンのGoingWittinをアレンジした自己流瞑想法を行う。

カ−テンを開き、窓から外を眺める。キラキラと輝いている海。波間の彼方、水平線が、淡いオレンジ色に染まり始めていた。そして、少しづつ、焼けるような朱色に変化していく。波乗り中のサ−ファ−が一人。早朝だが、波を捉えるには、最適な時刻なのだろう。私は、このスポ−ツとは無縁だが彼の愉しむ気持ちが伝わてきた。

ここは、日本列島の南端、宮古島の海岸沿いに建てたログハウス。夏は北海道。冬は宮古島。
というのが、このところの、私の生活の流儀。
チョットした理由があり、今冬は、先日まで北にいたが、今は、こうして、宮古島で息づく。

細かなところでの、生活のリズムは、微妙に異なるが、大まかなパターンは、全く変わらない。先ず、成業は、社会の情報処理。長く携わっている。最初は、コンピュータの初期言語、機械語を駆使し彼等と意思疎通。この道のパイオニアと自負してる。自分は人工知能のはしりである、と考えてます。<自画自賛ですョ!>

又、北の生活と同様、ハウスでコーヒーとバナナを栽培している。これは、趣味と実益を兼ねた、最上の楽しみ。彼等は、コンピュータと同様に、私の、親しい仲間、であるとともに、心からの言葉を尽くして、話が出来る、最高最善の親友でもある。この二つの関係を軸にして、私の考えは、根のように、深く浸透し、小波のように、静かに、湖面の上に、広がるのです。