コーヘイ

回顧

日記


根岸Sは安い3連複を何とか拾えたけどシルクロードSは貰ったかと思ったところをルメールのエターナルタイムに3着を割られた。余計なことを。これ獲れてたらプラスで終えられたけど今週はほぼトントンで終了。京都も小倉も馬場自体は外有利やけど力のある馬なら内でも残せるし、距離ロスが大きくなる分内や前が残ることもあって狙いを絞り切れへんまま終わった感じ。

【シルクロードS】33.4-34.3=1.07.7 ルガルが抜群のスタートを切ったこととテイエムスパーダが外から推してハナを奪いに行ったことで想定より若干速い流れになったかな。先週までよりは時計は出やすくなってたものの今の荒れた馬場で1分7秒台に乗せてきたのは評価して良さそう。勝ったルガルは好発を切ったけど外から主張してきたテイエムを行かせて2~3馬身離れた2番手。直線では馬場の良い真ん中辺りを選んであっさり突き抜けて3馬身差の圧勝。正直驚いたというかこれまで勝ち切れへんかったのが不思議なくらいの勝ち方。自身の前後半は33.7-34.0で追走力も末脚の力強さも明らかに上がってたね。スターズオンアースやタイトルホルダーがそうやったようにドゥラメンテ産駒の成長力なんかな。今後の課題としては1分7秒前後の高速決着やゴリゴリの前傾ラップへの対応力がどうかってことやけど高松宮記念は例年何故か雨で低速決着になるし普通に有力馬になりそう。気が早いけど個人的には香港で見てみたい。アグリは中団からの競馬でコーナーで大きく外を回さず直線で詰まりかけながらジワジワ伸びて2着。自身34.5-33.7でこれくらいのペースならついて行けるけどセントウルSほど弾けへんかったのはやっぱり高速馬場の方が良いタイプなんかもしれんね。エターナルタイムは初の千二ながら中団前目を取れてコーナーでも外を回しすぎずに直線も馬場の真ん中辺り。アグリには伸び負け。ハイペースになりにくいコースだけにこの距離が合うかは何とも言えへんとこやね。サンライズロナウドは中団から内を回して4着。最後伸び負けたのは内外の馬場差もあったかなと。

【根岸S】35.8-12.5-35.8=1.24.1 これはちょっと酷いレースやった。ヘリオスがハナに立ってアームズレインやパライバトルマリンが競りかけるかと思ったけどあっさり引いてテンの3F35.8。これは同日の牝馬限定3歳未勝利戦と比べても0秒2速いだけで短距離重賞としては相当に遅いペース。中緩みも激しくラスト3Fは12.3-11.4-12.1とダート短距離らしからぬ急激なギアチェンジ戦になってるからね。流石にこれでは前におらな勝負にならんし、これで誰も勝ちに動かんかったのはガッカリ。今のところ今年ワースト重賞候補1位。勝ったエンペラーワケアはスタート自体は普通もすんなり好位。誰も外から来ずに砂を被らんかったのも良かった。ここまでのギアチェンジ力を見せたのは収穫やけど特殊な流れやったしフェブラリーSに繋がるかは何とも言えへんね。サンライズフレイムは予想でも書いたけど加速に時間がかかるタイプやからギアチェンジ力を求められる流れになったのは不運やった。ただ仕掛け所で引き離されながらも最後また盛り返してきて3着を確保したように助走距離をしっかり取れる直線の長いコースは合ってるのは間違いない。芝スタートで出遅れ癖があるのは気になるけどペースが上がるならフェブラリーも悪くないし主役不在のこの路線なら能力的に通用せんことはなさそう。ただ賞金的に出られるんかな?