ガザ地区で広がるハマス批判
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240202-OYT1T50027/
当初、ガザ地区のパレスチナ人はハマスの奇襲攻撃を見て、よくやったと喜んでいたが、その後のイスラエル軍の猛烈な反撃にハマスは逃げ隠れするだけで全く対応できていなかった。
ひたすらガザ地区が爆撃される一方だがハマスはパレスチナ人の中に隠れることで攻撃をやり過ごすだけ。
ガザ地区の水、食料、ガス、電気、ガソリンなどが供給停止になりパレスチナ人の生活は完全に破壊された。
イスラエル軍が食料等の物資搬入を制限するのでパレスチナ人とハマスは食料の奪い合いで銃撃戦になることもあった。
「ハマスは17年間、破壊しかもたらさず、今回の最悪の事態を招いた」
「これほどの惨状になるとは考えずに攻撃を仕掛けた」
「ハマスがイスラエル軍と戦うのは分かるが、戦いだけでは人々は生活できない。多くの人の心はハマスから離れている」
イスラエル人の人質を取れば、虐殺後の反撃は抑えられると期待したハマス。
ところがイスラエル軍の反撃は苛烈でガザ地区の北部は消滅した。
そしてイスラエル軍は未だにハマスを探し回っているが、ハマスはゲリラ活動でしか反撃できていないのだ。
そもそも大した武器もないのに、攻撃後はパレスチナ人の中に混じってしまえば、イスラエルもそうそう反撃できないだろうと高をくくったのが命取り。
ネタニヤフはパレスチナ人の犠牲など見向きもしないで闇雲に爆撃を繰り返した。
この戦争はハマスが降伏することで終わるのだが、ハマスはパレスチナ人を前面に押したてイスラエル人の人質を使うことで長期戦に持ち込む以外の策がないのだ。
犠牲者が増えれば国際社会がイスラエルに圧力を加えるから、それで停戦に持ち込めるという僅かな希望にすがるハマス。
ハマスは結局、テロリストの枠でしか考えが及ばないのだろう。