りり小説を書いてみる③その5
なんの構想もない物語でちょっとだけ事実入りです
しいちゃんは、その猫のことを全く知らなかった
僕らは、しいちゃんの叔父さんが歩いていった道を通って帰ることにした
その道は商店街の横の道で三角広場と間の道、緩やかな上り坂になっていて
三角広場を通り過ぎると少し急な下り坂になる
その坂を下り切ったところは学校がえりにしいちゃんと通る道で
しいちゃんの家に続くYの交差点の軸になる場所
「白猫いないねぇ」とか話しながら左に曲がってしいちゃんの家に着いたので
そこで僕らは別れた
弘夢くんは国道を慎重に車の切れ目で渡って行った
僕がしいちゃんの家から国道沿いの僕の家への帰り道、
Y字の右の道、つまりは僕の家のあるほうの道を進んでいくと
Y字の右の最初のところは小さな三角形の土地
家は建ちそうもない小さな土地で隣の家との境にはフェンスも立っていた
遊ぶ場所にもならないほどの小さな土地
その三角の空き地に見たことのない白い猫がいた
段下になっている国道のほうをじっと見ていた
その猫のしっぽは丸く曲がって、まるでドーナツみたいになっていた
そんな不思議な形のしっぽを見たのは初めてだった
猫は僕の気配に気づいて振り返った
その猫の目は左がマスカット色の緑色で右が灰色がかった青色だった
オッドアイだ
宝石のような不思議な色の目の白い猫
きっと、この猫がしいちゃんのおじさんが探していた猫なんだろうと思った
白い猫はじっと僕をみていた
僕はなぜか目を逸らせなかった
ピーンと耳鳴りがして、僕はゴクンとナマツバを飲んで耳をふさいだ
その時、後ろで足音がして僕は振り返った
しいちゃんの叔父さんが立っていた
「あ。しいちゃんの叔父さん!猫、いたよ」
僕がはなしかけると叔父さんは少し驚いたような顔をした
「君は、誰?」
え?
いつも遊びに行っている僕のことがわからないの?
さっきも話したのに
僕を忘れてしまったの?
それとも、冗談を言ってるの?
叔父さんは僕が返事をしなっかったからか
それ以上は何もいわずに猫のもとへ歩いていった
すたすたと足早に
足早に?え?叔父さんの左足が治ってる
何がなんだかわからない
だって、さっき出会った叔父さんはいつものように左足を引きずっていたじゃない
双子?いや、そんな話は聞いたこともないぞ
「ここにいたのか、探したよ」
叔父さんは猫に話しかけた
♥RiRian♥
2024/02/08 23:56:56
栗きんとんさん、ありがとうございます
たしかにw
細切れだと何が何やらですね
展開が自分でもわかんないのでいつ終わるんだろぅ
ゆりね栗きんとん
2024/02/08 23:13:57
完結しないとコメントは難しいのですw
小桃
2024/02/08 07:13:04
またまた不思議な展開次が気になります。
♥RiRian♥
2024/02/07 21:12:28
皆様
いいね♪をありがとうございます^^
コメとかはぁ?ww