カセットテープ版 ウィングマン FM-7
https://www.youtube.com/watch?v=7NPfrAP-lE8
このゲームが開発された1984年、フロッピーディスク版とカセットテープ版が同時に売られていた。
それでゲーム会社はフロッピーディスク版をベースにしてアドベンチャーゲームを開発するのだが、表示速度重視だった為、カセットテープで遊ぶとロード時間が恐ろしく長かった。
カセットテープ2本組みで A面、B面、C面 に合計6枚の場面を記録。
FM-7の VRAMは48KBあるが、フロッピーディスクなら読み込んで画面を瞬間表示するのは簡単だっただろう。
ところがカセットテープだと1場面読み込んで、表示する というのが非常に時間がかかった。
さらにキータクラーが襲ってくると、そこでもまた読み込みなのだ。
このゲームシステムはカセットテープ向きではなかった。
ゲーム内容は学校のどこかに隠されているドリームノートを見つける、というものだが ソレを探すのに学校の中をアッチに行ったりコッチに行ったりなのだから、その度にカセットテープで読み込みを繰り返すプレイヤーは相当な忍耐が必要だった。
その内パソコンゲームはフロッピーディスク版が主力に。
世の中、便利な方に便利な方に流れるものだがフロッピーディスクドライブが当時、非常に高かったのだなぁ。