トランプのNATO同盟国を守らない発言に7割否定
トランプ氏のNATO同盟国を守らないとの発言に7割強が否定的
https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/02/9bc0328747d515d0.html
トランプの発言は一々、世論を騒がせるが米国人は本音と建前を使い分ける。
世論調査で聞かれれば「NATOの結束が大事」と言いながら投票する時はトランプに放り込むという人が実に多い。
米国さえ良ければ他国が侵略されても知らぬ顔をできるのが米国人だろう。
トランプは米国はNATOを脱退するべきだ、とも言った。
別に集団的自衛権を使わなくても自国だけで中国、ロシアに対抗できるのだ。
そうなると、他国の世話を焼くだけ税金の無駄。
米国は今、凄まじいインフレの最中だが、それはウクライナ支援が原因ではないか。
ウクライナ支援の40%、11兆円は米国の税金だ。
トランプは何で米国ばかり支援しなければならないんだ、とも言った。
私が大統領になったら支援の金額はもっと減らす。
トランプはウクライナ戦争は24時間で終わらせるとも言った。
それはつまりウクライナは負けろと指図したことになる。
そこまでは米国人も考えるだろう。
それでもトランプに投票する人は多数居るし当選する確率は高い。
選挙が終わった後で「同盟国を守らない」という発言に反発した有権者はどこに行ったのだろう、という結果になるのだろうか。
アメリカファーストと言いながら素人政治家が自分勝手な政治をやってロシアと中国の侵略を傍観することになる可能性が高い。
台湾有事でも「防衛してやるから、台湾は米国に金を払え」とトランプが要求するのではないか。
戦闘になったら、さっきの金でやれるのはここまでだ、と言って米軍を撤退させるかも知れない。
そうなったら後は自衛隊だけで好きにやってくれ、という感じだろうか。
同盟国としてトランプは頼りにならない。
米国人は最も無責任な大統領を当選させようとしているのではないか。