思い。
少し前に、ぜんぜん知らない方の日記を
偶然みつけました。そこにはこう書かれていました。
戦争で死にたくない。
戦争でこ・ろ・したくない
戦争で勝って、何になるの?
ただのこ・ろ・し合いだろ?
(意訳)
そして、コメントに・・
あれって(多分ウクライナのこと?)
大統領どうしの問題でしょ?
ほんと勝手に二人でやってよ。
(意訳)
というのがありました。
おそらくお二人とも20代?くらいの若い方・・。
私はむかし、「きけ、わだつみの声」と題された本を読んだことがあります。
ご存じの方も多いと思います。
時代時代にあわせて、反戦的な恣意で編集もされてきたと聞きますが・・
そこに書かれた、当時の学生たちの「思い」は、現代の世界に生きる
私の心に、つき刺さるような情動を惹起しました。
彼らも死にたくはなかったでしょう。
彼らもこ・ろ・したくはなかったでしょう。
でも、「それで何になるのか?」に、ついては
痛いほど、悲しいほど、よくよく思い至っていたと思います・・・
彼らは、何のために戦い、散っていったのか?
私は「戦争」を美化するつもりは全くありません。
ただ、その時代に抗えなかった人たちは、けっして
「ただのこ・ろ・し合い」
を、していたのでは無いのですよ?と言ってあげたいです。