モリバランノスケ

黒松

日記

昨夜から、強風が吹き、今朝も、その勢いは、続いている。日本列島沿岸に低気圧が発達し、そこに向かい、風が流れ込んでいるためだ。
しかし、我がログハウスの庭は、高木たちが、防風林となって働いてくれる。有難い限りだ。

いつものように、皆との、breakfastを楽しんだ後、私はチャムを伴い、早朝散歩に繰り出す。お蝶は、家内と留守番である。玄関を出た後、ベランダから、下に息づく、草木や樹木達に、(おはよう御座います)と、挨拶。彼等からも、それぞれに、(おはよー)(おはよう)(オハヨウ)・・と元気な返事が。ベランダを降り階段を下だる。

階段の途中に居る、青年クスノキに、(今日も、宜しくお願いします)、と挨拶。彼の根本に息づく、春蘭にも。そして、階段を、降りきった。
昔から使われて来た古い街道が、敷地の側を通っていて、街道から入って来るとここに至る。

そこを隔て、向かい側に青年クロマツが居る。今では、樹肌も、幹周りも、大人っぽく成長。
樹高は10メートルはあるだろう。堂々とした、黒松である。彼は、このログハウスの建設と時を同じくして移植された。私が、当時住んでいた東京の自宅に近いホー厶センターで求めた。当時、100円ポット苗の、幼木(赤子)であった。

私は、(おはよう)と、朝の挨拶をする。彼から(オハヨウ)と、言葉が返ってくる。どうやら、
黒松君の上の方からも、(おはよー)との声が。
その声の方角を覗くと、枝にチョコンとお座りしたリスのピョン太の姿が。一心不乱に、松笠を手にし、朝食の最中。少し手を休めて、(お揃いで、早朝散歩ですか?。良いですね)と微笑。