セカンド

パート1&パート2

小説/詩

粘度の強い愛の赤いマグマが

ゆっくりとあなたの清んだ青い心に流れ込む

瞬間にそれは弾き飛ばされる
激しい音を立てて

満ち溢れる水蒸気に白く煙る景色
四方に吹き荒れる旋風

何がいけないのか
何が不足なのか

冷え切った黒い塊が
あなたの外にくすぶっている



白い雪が
降り続く

目をつぶると
雪音が聴こえる

曇った窓を開け
手を伸ばし

暗闇の中の白に
そっと触れる

手のひらに感じる
雪との優しい触れあい

そう
あなたは決して冷たくはない

わたしは手を握りしめ
融け合った雪をすすった


あなたに口付けをするように

そう
あたたかい

あなたはあたたかい

流れる涙が
瞬間わたしの息を止めた



ん~
何となく浮かびました