Litsu☆

今もそこにある魔物

日記

第二次世界大戦後ほどなくして、アメリカは大変な騒ぎになります。

政府や軍の内部に共産主義者のエージェントが、
多数入り込んでいたことが判明したのです。
(日露戦争後、露帝国は敗れロシア革命を経てソビエト連邦となり
 ました。そののち東欧諸国や中国(毛沢東)へ、共産主義の
 勢力が拡大していったころです。)

自由主義、資本主義国家であったアメリカは、彼らの浸食には
断固抵抗しなければなりませんでした。そのために行われたのが
いわゆる「赤狩り」です。

この隠れ「共産主義者」は政府で一体何をしていたのか?
諜報活動?・・・単純なそれではありません。
彼らのやってきた目標は国家転覆です。

ロシア革命を成功させるために、日本軍を利用して帝政ロシアをつぶし・・
中国地域で共産主義国家(毛沢東の中国)を作るため、にアメリカ軍を
使って日本をつぶし・・
同時にアメリカの国力を低下させ、最後はアメリカ自体を転覆させ
共産主義国家体制を樹立するためです。

これって?世界をまたにかけた、国家を使った犯罪でしょう?

それをやっているのが「共産主義者」・・・では、ちょっと違う。
彼らに「知恵」や「資金」を与えている者。・・がいます。

そのために使われたのは「情報プロパガンダ」です。
当時アメリカでも共産思想に親和性のあったリベラリズム(自由主義)は
かっこうのターゲットにされました。大量の資金と「持ち上げ」で
たくみに彼らの本性の隠れ蓑にされました。そして仲間も増やします・・
今でもいますよね?進歩的文化人。(なぜ進歩って称号つけるのでしょう?)

権威をもった大手マスコミはすべて彼らの傀儡です。
今でも権威とされる「TIME誌」や「LIFE誌」の出自は
すべて彼らの血脈です。
くわしくは書きませんが、大学や学会、といったサイエンス的な
世界的権威、「W」のつく国際機関はほとんど出自が同じです。

かつての日本人は、いったい何と戦っていたのでしょう?
アメリカは、いったいなぜ?日本と戦ったのでしょう?

「赤狩り」の英語表記は「Red Scare」です。
これを直訳すると「赤(共産主義)の恐怖」です。
比喩でたとえられたという「魔女狩り」は「Witch hunt」です。
違いますよね?

おかしいと思いませんか?

なぜ、日本語にするときに「赤狩り」としたのでしょう?
これは印象操作です。いかにも、ひどいことをした、と言う。
・・ためしにググって見て下さい。
出てくるのは、進歩的文化人や芸能関係者が多く無実の罪で
追放されたという、(赤:被害者)論調記事ばかりです。

共産主義革命の最初の目標、現体制の完全破壊!そのためには
さつりくも辞さない、というテロリズム思想の恐怖・・
(それが国の中枢部に大勢まぎれ込んでいたのですよ?
 国の安全保障上の大問題であるはずです。)
この問題ついてメインで書かれたものなどほぼありません。

しかも、彼らはコマであり、陰でほくそ笑む「魔物」は、
時代を経ても、今なお私たちの世界に存在しつづけています。