コーヘイ

重賞展望

日記


北朝鮮が弾道ミサイルを発射する度に金正恩の追い切りを思い出す。あのブタを乗せるのが何よりの動物虐待やと思うけど。

【阪神牝馬S】桜花賞と同じ阪神1600やけど過去5年(桜花賞は不良馬場やった20年を除く4年)のラップを比較すると桜花賞が34.5-33.6-34.1なのに対し阪神牝馬Sは35.3-23.7-34.0と一目瞭然で流れが遅い。ヴィクトリアMの前哨戦という位置づけのレースでもあるけどヴィクトリアMも桜花賞以上に前半~道中のペースは流れるから直結せんのも当然と言えば当然。追走力が問われへん阪神牝馬Sで好走出来た中距離寄りのタイプをヴィクトリアMでは軽視するのが基本的な出し入れ。血統ではディープの血は特注でキングマンボも良い。普通に主流血統が強い。

マスクトディーヴァは前走東京新聞杯は言うまでもなくゲートに突進して開くのが遅れたことでの出遅れやリカバリーに脚を使ったことが敗因。ただそれを差し引いてもジリジリとしか伸びひんかったからね。普通に出てたら勝ってたかは微妙なライン。ローズSでは速い流れであの末脚を使えたわけやからマイルの流れが忙しいとは思わんけどスピードの優位性は小さくなるんかもしれんね。ワンターンの大箱コース自体は良いと思うけどスタートは遅いし一瞬でトップスピードに到達するタイプではないからスローすぎるとどうかなってのはある。モリアーナは仕掛けられてからの反応は早いけど使える脚が長くないタイプ。直線の長いコースやとどうしてもラストの甘さは目立つし近走長めの距離で後ろからの競馬をしてるだけに位置取りも気になるポイント。ドゥアイズは去年の牝馬三冠が尻すぼみに終わった後のリステッドのマイル戦で2,1着。それだけ見るとマイラーかなって思うけど馬体や血統、速い流れのマイル戦では位置を取れてへんことを考えると本質的には中距離馬に見えるんやけどね。ウンブライルは前走東京新聞杯は骨折明けやったから度外視して良いけどそれ以前に古馬相手の重賞で勝ち負けできるほどのパフォーマンスは見せてへんからね。人気薄なら成長力に期待する手もあるけど人気なら敢えて狙いたいとは思えへんかな。ライラックは以前は速い脚を求められると厳しく上がりのかかる消耗戦でしか狙えへんような馬やったけど府中牝馬S、エリザベス女王杯ではスローで上がりの速い展開でも好走とかなり力をつけてきてるのは間違いない。ただスタートが遅く中距離戦でも後ろからの競馬になるからね。マイルの流れにどれだけついて行けるか、そもそもスピード面で対応可能か等未知な面が多い。面白そうなのはまずモズゴールドバレル。条件戦時代に後の重賞好走馬たちと互角に走れてるし、府中で1分31秒6、阪神で1分32秒フラットと持ち時計も優秀。これらのレースがそうやったように締まった流れに強く、それを理由に千四お前走も期待したけど流石に忙しかったんかな。今回前に行きそうな馬が少なくスローが得意とは言えへんこの馬にとっては合うか微妙やけど、その反面展開に恵まれそうってのもあるからね。最後にシングザットソング。前走京都牝馬Sでは牝馬にとっては酷量の57キロを背負いながら直線では一瞬おっと思わせる内容で5着と健闘。同条件の桜花賞でもドゥアイズに0秒2差と人気ほどの差はないはず。