ある一生
ロベルト・ゼーターラーの「ある一生」を読みました。
作者は、オーストリアのベテラン俳優で作家。もうかなりのお年です。
オーストリアアルプスを背景に、親が早く死んで親戚の農場で暴力を振るわれながら働かされた少年が、ロープウェイ建設の現場で働き、宿屋の娘に恋して、結婚したらまもなく雪崩で、新妻が亡くなり、戦争でロシアで何年も抑留生活、アルプスのガイドをしたりして、20世紀を生きてきた男の一生のお話。
映画化されて話題に。
日本だったら、高倉健さんが北アルプスを舞台にお芝居するようなお話。泣けます!!
★★★★
★★★★