ゲシュ崩ログ 417 ひょっこりはんに似てる
カワイイなぁ…と、自分の子をみて思うんだけど、自分に似てないな…けっこう私の家系の顔じゃない顔してるんだよな。と、子供見ていつも思う。夫がわのほうの血なんだな~というか。そう思うからか、素直にカワイイと思う。
ひょっこりはんに似てるね。
釣った魚に餌はやらないというが、夫が私に、「あんたひょっこりはんに似てるね」って言うんで、「誰よそれ~」って相槌うってた。検索して顔調べてみたら、確かに私に似てた。ちょ、お前。と思った。お笑い芸人しかも、男性のお笑い芸人、しかも、けっこうイロモノな男性お笑い芸人、どっちかというと道化なほうのお笑い芸人男性に、似てるってよくも言う。でも、それが夫なのであった。そんでもって、それはかなり、お世辞でも嫌味でも、ひねりもなんもなく、単にほんとに、純粋な、事実であった。自分でも「わ…確かに私って、ひょっこりはんに似てるわ(笑)」と思ってしまった。
ひょっこりはんの髪型と、コシノジュンコ
美容室で「私に似合いそうな髪型おまかせで」って無防備無頓着に放言すると、コシノジュンコ風な髪型になった。おお…と思ってたん。自分としては「時代の最先端モードな女」と思っていた髪型は、夫からみると「ひょっこりはんの髪型」に見えてたらしい。ちょっと待って。と。というと、ひょっこりはんの髪型は、時代の最先端をゆく都会的な女の髪型ともいえるのか…そうなのか。そうだよな。と、なんだかどうだかちょっと無理くり同じ土俵に引きずりおろしたくなった。いや(笑)そういうとちょっと五平が。同じステージに駆け上っていきたかったというべきか。
笑わそうとしてないのに
美容室にいって、美を追い求めた結果、「お笑い芸人かよ」って夫を笑わせるハメになった私。別にウケ狙いじゃないんですけど…。私芸人じゃないんですけど…。と、避けられないブスの宿命にむけどころのわからない感情がわきあがる。そういう感情は、一生美人にはわかってもらえないのだろうか。
子供の髪の毛への想い
子供の髪型を朝にアレンジして、今日はこんな髪型でいこうね~とかいう親子に憧れていた。でも、子供は髪の毛を触られるのがまず好きじゃない。そのうえ、ヘアアクセをつけると「嫌だ」とか「痛いかも」っていうのでつけたがらない。おしゃれヘアしようよ、というけど、できるだけやりたくないらしい。いつかはしてくれると思うんだけど、早くおしゃれヘアしたいと言って欲しいな~と思ってるのですが、なんだかカワイイ人って、何もしようとしないというか。こんだけブスな私は、頑張ってキレイにしたと思ったらお笑い芸人になってしまうのに、素がカワイイという自信がある人っていうか、そういう人って何もしようとしないものなのか…と、なんだかナチュラルビューティな人が心底うらやましいのでした。メイクもヘアアレンジもしない女って、超ド級に、幼児なみに、自分は最高って思ってるんだな…と、ガチリアル幼児のファッション無頓着をながめて、いいな…そんな裸の肌のままで許されてる美人って…と、どんだけ美容室通おうが、まったくお笑いに注力したワケではないのに、お笑いになってしまう私には、お笑いって難しいですよね~って言ってる美人がほんとに憎くて憎くて仕方ないのだった。人笑わせるのが難しいっていうのは、そんだけ美人美男な人の自慢なのではないかと、いつもブスな私は思う。