ここの住民は良い意味で生真面目、悪い意味で
湿気ったポテチの印象が強いのですが、なぜ真正面から捉えるんだ？

日記なんて承認要求の塊にエンタメ要素が加わった
娯楽でしょうよ。いちいち脳で考えなさんなw
スルーもできない「お子ちゃま」ばっかりなのか？
いやいや違うだろう。

と、愚痴を溢してから日記書きます。

ある夜。日もとっぷり暮れ、残業終了のときになって、気付けない山田と、あと俺の二人は帰り支度始めたのですが

、あれ？　ない・・・。



あるモノが見当たらないんですね。

現場内、駐車場、車内等探したのですが見つからないのです。


俺はすぐにA案を思いついたのですが、
山田は全くその案の尻尾にも到達せず我武者羅に
探すんです。



ここで山田にA案をお伝えするのは簡単なんですが、ここはひとつ

彼のリーダーとしての資質をモニタリングしてみようと思いまして、

「ないな～　ないな～」
と言いながら一緒に探してあげました。



リーダーとボスは似ているようで異なる性格をしてます。


めっちゃ重たい荷物を動かさないといけない時
「これ動かして」がボスで、

「これ一緒に動かそう」がリーダーです。


めっちゃかわいい子を街で見かけた時
「ナンパしてこい」がボスで
「一緒にナンパしよう」がリーダーです。



で、山田にはリーダー的存在になってもらいたいんです。


前に山田が
「さっきモデルみたいな人歩いてました。」
って俺に言ってきたことあるんですけど
、それじゃダメなんです。遅いんです。



「今、モデルみたいな人歩いてます！」

これがリーダーです。



で、

1時間程探してやっとテレフォンというツールに辿り着き、そこでA案実行だろうって思ったのに実行せずに電話切ってからまた探すんですよね。



しばらくして梨本さんから電話がありA案を提案され、
結局、俺と山田のどっちかが、見失ったモノの代替を取りに行くことになったのですが、俺は重たい口を開きました。



俺「おめーさー」


山「はい」


俺「オレ最初っからこうなる思うとったんよ」


山「はい」


俺「リーダーは判断力も大事かもしれんけど」


山「はい」


俺「一番大事なんはさ 決断力 じゃと思うんよ」


山「はい」


俺「会議なんかでも同じで結局みんな何かの指示待っとるんよ」


山「はい」


俺「『どうする？』じゃなくて『こうしよう！』みたいな」


山「はい」


俺「それを早く出してやる。時間をダラダラ浪費しない」


山「はい」


俺「でも、自分は　探したよな。何回も同じとこ」


山「はい」


俺「あえて、オレも付き合ったよ。後半もう 車中泊の決断しそうになっとったし」


山「はい」

俺「君さ〜はいしか言えんの？」

山「あ、はい」


俺「間違った決断でもええんよ。『あら？』って言えばええんよ」


山「はい」


俺「何事も早く。そーゆーとこ気付いていかんと」


山「はい」


俺「じゃ、どっちが取りに行く？」


山「僕が行きます」


俺「そこ早いな」



で、

俺は外で待機してたんですけど、完全に失敗しましたよね。夜の屋外って以外と寒いんです。



もう晩の9時過ぎてましたし、ただ身を縮めて待ってたんですけど、ふと気付いたんですよ。



何も体を温める方法は外側からだけじゃないぞ



●心頭滅却すれば火もまた涼し

（無念無想の境地に至れば火も涼しく感じられる）



つまり、

無念無想の境地に至れば寒も暖に感じられる。

これを実践できるチャンスではないのか。


ということで、スマホでエ⚪︎サイト閲覧という
行（ぎょう）に身をおきました。


ですが、温かくなったのは体ではなく股間だけでした。

おしまい。