かきくけこのブログ。

かきくけこ

かわいいかわいいと、かわいい連呼するブログ。読めばかわいいがゲシュタルト崩壊することうけあい。

自分にあった整髪剤がいまだ見つからない

日記

世の中には、容姿に恵まれ生まれ、何やっても可愛い。何かおしゃれしたらかわいさが乗算される。お金をかければかけるほど美しくなる。という恵まれている人がいる。ほんの一握りというわけでもなく、お金をかければかけるほど、それなりに普通の人も、キレイになるのだろう。でもブスブス族ブス科ブス目である私は、こう考えている。


自分にあった整髪剤が無い。
 そもそも、ブスであるというだけで、生きてるだけで「しゃれてんじゃねぇよ」とめった言われるという、まず最初から人生ハードモード。レベルアップしようとしたら最初の一歩がラスボス倒す級。ブスの最初の一歩どんだけ怖いかなめんなよ。

 髪は残酷
そこにきて、普通の髪の毛だったらまだ「ブスだけど髪キレイね」みたいな褒められたかもしれない。なのに私は太い…固い…クセがある…多毛…と。もう、なんなの?と。私前世でなんかしたの?と。最初がマイナススタート、という気分。
 ゴリラに生まれてるけど、一生懸命人間の髪型にしないといけない、みたいな無理さがある。私が美容師さんに普通の髪型にリクエストすると、「思った通りにはならないかもしれないですよ~…ぷーくすくす」と、必ず保険かけてくる。そうなのだ。きれいな人の真似なんててめぇにできるワケねいだろ、と、言われるタイプなのだった。

髪が太くて固くて多いと
 髪の毛の整髪剤、自分にあうのがわからない。何つけてもなんかヘンな感じになる気がする。オイルつけたら重たいし、オイルじゃないと軽すぎるし。ハードスプレーにすると、ヘルメットみたいになるし。ワックスでは固まらないし。どうしたらいいんじゃい。と、ヘアケア買うたび「何でもっと普通に普通の髪にうまれなかったんだ。せめておしゃれが似合う顔型とかに生まれたかった」とか。

 ファッションは単なる自己表現よ 内面の美しさが外に現れるの。

とか、ファッション誌の一流モデルとかはそういう事言ったりするんですよ。ええ。なんの天下りなんですかそれ。って、思うワケですよ。おいおい、ばーろーせやかてせやかてやで。と言いたいですよ。キレイな人が言う内面が外にっていうのあれ何なのと。ブスの生存域を奪ってるの?ブスは性格が汚いからブスだと言いたいの?
 好きでこんな容姿で生まれてるわけじゃないんだよ~と今更海に向かって叫んだりするなんかはしないけど、もしお金持ちだったら全身整形してましたね。

全身整形しても髪だけは
 整形しても髪はどうにもならない。もう、こうなったら、丸刈りにしてウィッグかぶるのが正解なんじゃ?と思ってる。世の中には病気でやむなくウィッグにする人もいるけど、私はまだ健康でハゲてないにもかかわらず、むしろハゲたいと思っている私がいるんですよね。無毛症って気にしてるらしいけど、………多毛症のみじめさに比べたら、どんだけキレイなのか憧れなのか。スキンヘッドって清潔感ありますよ。髪の毛がどうやっても落ち着かない。不自然。そのうち本当に私はウィッグかぶる気がする。ウィッグの毛のほうが、私の地毛より細い気がする。もうなんなのこの私の体?って、いまだにおしゃれが似合わない。似合う整髪剤も無い。

メンズの整髪剤が
 髪が太い、固い、多い、というのは、メンズ以上にメンズ髪であるらしく、メンズの整髪剤のほうが私の髪型にはあってるようで。メンズの剛毛さんの整髪料を参考にしてる。なんだったら、私より髪の毛が柔らかい男子のほうが多いので、メンズの剛毛整髪剤というのも、世の中少ない。かっちり宝塚みたいなオールバックにするわけにもいかないし。剛毛ナチュラル仕上がりにしてくれる整髪剤。無いんですよね。整髪剤自分はずっとこれ、っていうおしゃれ上級者さんがうらやましい。いったいいつになったら私にも合う整髪剤がでてくるのか。

角刈りが一番
 髪がほぼ剛毛男子の私なんですけど。私みたいな剛毛男子は実際どんなヘアケアしてるのかというと、剛毛トップレベルの男性は、だいたい角刈りとかそういうベリーショート丸刈りという男らしい髪型にしてるんですよ。そりゃそうですよね。剛毛の私が髪がきまらない…って悩んでるんですよ。剛毛男子は長い髪型あまり似合わないんですよね。だから男らしい角刈りとかしてたりするんですよ。つまり、私に似合う髪型も、一番いいのは角刈りって事?ってなるんですけど、それは嫌だなと思うんですよね。やっばブスだけど、美人になりたいから美容室行くんじゃないですか。キレイになりたいわけですよ。角刈りに似合うって言われても、角刈りはもうオッサんですよね。おじさんにはなりたくないわけですよ。そもそも、おじさんっていうか私、女なのに(泣)おじさんの髪型がどうのというレベルの世界に生きてるなんて。なんかもう、生きてるレベルがなんだかもう、おしゃれとかファッションとかそういう美とかそういう流行とか、そういうのを議論するうんぬんの前の前の前の前の段階に、私はいるっていう感じがしている。

剛毛男子
 剛毛男子で女装してる人が大体ウィッグかぶっている。もう、そういう事なのだと、ほんとに近頃思う。私に似合う髪型っていうのは無いのである。剛毛だから。なんだか、もしかして、私のこの一連の悩みって、もしかして女装してる人が通ってる道なんじゃないの?ってほんと思う。女なのに。私、女なのに。なんで女装家さんと同じ道を歩んでるのかしら。私。でも、別に自分の事しか考えてなかっただけなのに、はからずも、私はきっと、女装男子に対して自分ごとのように自分の体験をもとに色んな事を助言できるという気がする。と、なんだか勝手に一方的に、気持ち悪い好意を寄せてみたりして。いやまぁ、女装家さんだって、ブスより美人のほうが好きでしょうから、結局誰にも好かれないのだ。ブスである私は思います。