かきくけこのブログ。

かきくけこ

かわいいかわいいと、かわいい連呼するブログ。読めばかわいいがゲシュタルト崩壊することうけあい。

投資はしないほうがいいお祖母ちゃん、お爺ちゃん

日記

投資詐欺がこんだけあるのに、警察がこんだけあんだけ特殊詐欺に気を付けてって言うのに、毎年何億円も老人は投資詐欺に騙されている。毎年。こんだけ投資したらダメって言ってるのに、お祖母ちゃん、お爺ちゃんは投資したくなるみたい。


投資を勉強する場所が間違ってる。

 私はこうみえて一応商業系の学校に行ってるので、日商簿記2級の資格を持っている。でも、この資格をいかす仕事をできなかった。私の姉は、簿記の資格なんて持ってない。でも、会社で経理してるらしい。その事実に、私は頭をぶん殴られた気がした。

現実社会で働くのは有資格者じゃなくて無資格者

 私のほうが資格では上位、とマウントとるわけじゃないんですけど、私の姉は商業系の学校でてもいないし、学生時代はバンド活動するみたいな人だった。なのにもかかわらず、私がするべき仕事は、姉がしている。という事実に、私は衝撃を受けたんですよね。じゃあ、私がしてきた勉強ってなんだったんだろう????と。何で資格持ってる私じゃなくて、持ってない姉のほうが働けてるんだろう…と。まぁ、私の場合はちょっと色々あるんだけど、でももし働けるなら、経理系の仕事したかったのだけど、なかなか仕事の口がみつけられなかった私には、資格も持ってないのに経理してる姉が、ほんとにうらやましくて羨ましくて、そして自分がしてきた勉強って、あんだけ費やした時間って、まったくのムダだったのか?????と、ま、社会で生きてたら誰もが味わうのかもしれませんが、軽めの絶望を経験してました。勉強って、なんの意味もなかったのかな…と。そういうのもあって、私は子供に「勉強するより友達つくったほうがいいんじゃない」と教えてるんですね。自分がやった勉強時間が全くのムダだと、自分の経験ではそうと思えてムカツイてむかついて仕方ないし子供にそんなムダに青春時代失って欲しくないし。資格とか学歴とか、も、なんも関係ないんだ…という厳しい現実(笑)に、私は怒りを覚える方のタイプだったんですね。学校で真面目に勉強しろっていう人に対しても怒りを覚えそうな感じがするこの頃。

現実が見えてない老人
 そんな自分の家族のパターンがあるので、社会というのはどうやらなんでもありな人がいるみたいだぞ…という事をぼんやりした噂ではなく、身近なものとして考えられるという、もしかしたら私は幸運な人だったのかもしれません。でも、もし自分の家族に色んなタイプの人がいなかったら?常識人しかいない恵まれた家で育ったら?毎日特殊詐欺が横行している、という事実をきいても、「私の周囲でそんな事きかないわ」っていう、恵まれた凄い育ちのいいひとというのが、やっぱり社会を疑うという事を知らないのかもしれない。そういうお爺ちゃんお祖母ちゃんが騙されていると思うと、なんだかなんだか。

投資を勉強する場所
 投資してうまく回収できてるという話も、まったく皆無では無いと思う。世の中にはきちんと投資して回収できてる人もいる。そういう人もいるから、やっぱり投資詐欺というのがあるんだと思う。お爺ちゃんお祖母ちゃんたちは、まるで花咲か爺さんの絵本に出てくる隣に住んでる悪い老夫婦みたいに、「私たちも真似すれば儲かるのかね」と、投資とう行為だけ真似しようとしてるんですよね。でもその投資には、正しい見識と義務が欠けている。そうなると、同じ投資をしても、悪い結果が返ってくる。投資しようとしている人には、花咲か爺さんを読んで欲しいものです。

そういう本を読んでも、詐欺師だってバカじゃないんだから、たくみにだますのでしょう。お爺さんお婆さんたちが疑心暗鬼ながらも信じて、それでも騙されていくのを考えると悲しい。でも騙されるほうも悪いじゃないですけど、私この、〇〇なほうも悪いっていう言葉大嫌いなんですけど、でも、それも確かに一理あるんですよね…。残念ながら。

てっとり早くノーリスクで儲かる話は疑う
 世の中のトレードには必ず対価が付きまとう。てっとり早くお金が何十倍にもなるという事も、まぁ実際そういう感じに見える人が実際いるので、そういう人になりたいと思う気持ちはわかる。でも、それがどういう事なのか、ハクチョウの上だけ見て、足元みてないと騙されるんじゃないのかな、と思うんだけど、それは私が簿記検定2級だからいつもそう考えてるのかもしれない。普通の人って、そこまで考えてないかも。投資をする人は、一度お金の流れを勉強してから投資したほうが、いいんじゃないのと、投資したいお爺ちゃんお祖母ちゃんは、少なくとも簿記の勉強をしてから投資したほうがいいと思うと、私は考えてる。

てっとり早い勉強
 でも簿記の勉強を年とってからするというのもメンドクサイ気がする。そういう時はどうしたらいいかというと、お金に詳しい人間を探してその人に相談するというのが一番いいと思う。どんな人がいいかというと、やっぱり経営してる人なんじゃないのだろうか。経営者という社会の荒波を乗り越えてる人なら、特に投資というものについてすぐわかると思うんですけどね。なんで騙されてるお爺ちゃんお祖母ちゃんは、経営者に相談しないのかなと思う。

身近にいる経営者
 でも簡単に経営者って探せないですよね。会社経営してる人って、そもそも老人
のお茶のみにほとんど付き合ってくれない気がする。でも必ずしもやり手の壮年経営者じゃなくても、世の中、いくらでも話してくれる経営者がいるとおもう。そこで重要なのが、水商売の女性、ホストなんじゃないかと思う。

水商売の人、みんな経営者
 水商売の人は基本自分が経営者、そのうえそういう人たちは普通の人とお話してくれるというありがたい職業の人。ちょっとしたしかも投資の相談という事に関しては、なんとまぁ、精通した、世慣れた、実際的な、現代的な、厳しいあくどい現実を、水商売の人ほど知り抜いている人はいるのだろうか。そういう人に相談してみるのが、一番私は、投資というものの勉強先だと信じてる。そういう職業の人がどんだけ色んな人とお話している経営者なのか。お金が簡単に稼げないものなのか、どんな詐欺があるのかを知ってると思う。でもお酒飲めない体質の人もいるから、そういう社会勉強をしてこなかった人もいるでしょう。そういう社会勉強ができない人というのは、本当に不幸なのかもしれません。