楽しむことって、人によって違うよね。

最近、セントラルパークでリハビリの歩く練習することがあって、そのランニングコースをウォーキングしてると、様々な楽しみ方をしてる人たちがいて、見ていて面白い^_^

そのコースは自転車も走ってるんだけど、今日見た人は膝にでかいスピーカー載せて、民族チックな太鼓とドラムンベースのような低いバスドラの音を組み合わせたような、ちょっとトリップしちゃいそうな音楽を爆音で流しながら、両手放しで上半身をゆらゆら踊らせながら自転車漕いでた^_^

あと、最近、よくいるのがそのランニングコース沿いにきったねえ格好したホームレスのおっちゃんがいるの。
マラソン選手団の監督のように、そのおっちゃんは笛を口に咥えてて、ランナーが通るたびに、ピッと笛を鳴らして、「よし！その調子だ！もっと行け！」的なことを言って励ます。
それを通るランナー全員に勝手にやってるの^_^
んで、おれも今日、そのおっちゃんの前を通ったら、おれに向かって親指をグッと立てて、もっと行けって感じでおれの進行方向に親指を向けたの^_^
おれも彼にニコッと笑って挨拶して通ったよ。


こんなふうにそれぞれが勝手に自分の楽しみを素直にやってるのがセントラル・パークの素敵なところだな〜って思うのよ。


おれ、好きな動画があってさ、この動画は世界のおもしろ映像を紹介するような日本の番組でも取り上げられていたから、知ってる人も多いと思うけど。
ロンドンの地下鉄や街中でさ、黒人のおっちゃんがさ、ボンジョヴィの名曲「Livin On Prayer」をいつもイヤホンで聴きながら大熱唱してるのよ。
ヴォーカルのジョン・ボンジョビはさ、サビをコンサートで歌わないのね。
客に歌わせるために。
そのおっちゃんはさ、ジョン・ボンジョヴィになりきって歌ってるから、おっちゃんもサビのところにくるといつも歌わないんだよ。

誰もが知ってる
「Whoa oh, livin' on a prayer！」
のところね。

んで、そのおっちゃんのなんとも言えない可愛らしさに他の乗客たちはくすくす笑ってるの。
それから、そのおっちゃんはロンドンで名物おじさんになっていって少しづつ自然と知られていくの。そして、どうなるか？
見たことない人は見てごらん^_^

https://m.youtube.com/watch?time_continue=5&v=L9pUP3es63w&s_referring_euri=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F&source_ve_path=MzY4NDIsMjg2NjY&feature=emb_logo



もう最後は公園でほとんどおっちゃんのソロコンサートじゃん！！^_^

これ見ると、なんか笑っちゃうと同時にちょっと泣きそうになるんだよな。

おっちゃんはきっとボンジョビのこの歌が大好きでさ、自分の楽しみなんだよな。
その素直な可愛らしさを街の人たちが感じてさ、みんなでおっちゃんの楽しみを共有しちゃうんだ。
それでおっちゃんの小さな楽しみは大きな優しい楽しさに変わっちゃってるんだよね。


こうゆうの見るとさ。どこの国のどんな人種の人たちにも優しい気持ちがあるんだな〜って思うんだよな。


まあ、何はともあれ、自分の楽しみを楽しむことは悪いことじゃないんだよ。
おれは他人がそれを認めてあげる社会が好きだな。

楽しむことにもっともっと素直にならなくちゃな^_^