随分前に買ってあった文庫を読み始めた。

それは今週はじめの話し。

読むのは遅いほうだと思っていたのに、既に読み

終えてしまいました。

最速では？w

一冊の小説としても、構成がおもしろい。

目次には1章◯ページ　2章◯ページ…

これって必要か？みたいに思っていたww

雪・月・花の3節に分かれていて、それぞれに

女性が主人公として登場する。

1章は文章も短めで、3つのお話が別々に進んで

行くように思わせているのだけど…。

章を読み進めるに従って同じ町の話しである

ことがわかってくる。

それでもまだ、湊かなえの真意には気付けない

でいたのだけど…。

章が進むと1節の話も少しずつ長くなる。

そしてある辺りで、これは時間(年代)に誤差がある

のでは？と気付き始めてくるのだ。

これはなかなか面白い話の進め方だよね。

解説では2度読んでみて欲しい、と勧めていたけれどもね。

確かに…w

先入観無しに読むのがお勧めだよね。

「花の鎖」港かなえ著