小遊星

小遊星

小屋の雑記帳

35年前

日記


1989年
1月8日 昭和が終わり平成が始まる
6月4日 天安門事件
11月9日 ベルリンの壁が崩壊

その頃の私はといえば、
まだ地元に帰る前で、大学時代の延長のような1人暮らし。
パソコン通信を始めた頃で、殺風景な文字だけのやりとりの中で、
身の回りのことから世界の激動まで何でも話題になっていた。
(その町の小さなネットで、みんなオフ会で顔を合わせる仲間だった)

ソ連では1986年からペレストロイカが始まり、東西は融和に向かった。
中国では学者や学生を主体とした民主化運動が高まっていた。
その民主化運動が最高潮に達していた1989年、天安門事件が起きた。

パソコン通信の掲示板で、私たちに何ができるかと互いに考え、
まず大事なのは忘れないことだと書いた。だから覚えている。

ヨーロッパでは融和が進み、あの劇的なベルリンの壁崩壊の夜を迎えた。
世界は変わる。世界はきっといい方向に変わっていく。そう思っていた。

1989年。日本はバブル絶頂期(崩壊前夜)だった。

  • 小遊星

    小遊星

    2024/06/07 22:52:21

    明さん、こがねさん、四季さん、こんばんは。

    最初にやったのは小規模ないわゆる「草の根BBS」で、
    その頃はまだ通信用ソフトも普及していなくて、
    メンバーはPCをいじること自体が趣味みたいな人が多かったから、
    オフ会についてきた奥さんに「みんな同じに見える」なんて言われたことも。

    著作権法の理解なんてなかったから、ほとんど無法状態だったし、
    今のSNSほどひどくはないものの、いろいろ問題も発生しましたが、
    何となく解決して、牧歌的で、穏やかな交流だった気がします。
    リアルとの区別もなくて、みんなオフ会で会っていたのは今との大きな違いですね。

    90年代後半にニフティサーブに入り、一時だけ某フォーラムに参加して、
    (その時の仲間が後にそのテーマで本を出したり、少しだけど残ったものがあります)
    その後、いつの間にかインターネットに移行して…という感じです。

    今はAIが人間の創作と区別のつかないものを産みだす時代になって、
    かつてSFに描かれたことが現実になっています。
    将来が明るいのか暗いのか、本当に分からなくなりました。

  • 四季

    四季

    2024/06/07 10:37:48

    まだ私はパソコン通信を始める前で、小説に最新の技術として書かれ始めた頃だったと思います。へえ、こんな事も出来るのねって、読んでいた記憶があります。
    ミステリーも書かれていて、顔が見えない(性別も、相手が言う事が本当かどうかも、わからない)のは、なんて怖い事なんだろうと。そこがトリックとして使われていたのですね。
    怖い面ばかり先に知ってしまって、ちょっと臆病になっていましたが、こうして皆さんと楽しく遊べているのがありがたいです(#^.^#)

  • こがね

    こがね

    2024/06/07 06:20:58

    バブル絶頂期… 懐かしい… 楽しかったな…

  • 明

    2024/06/06 10:18:15

    もうその時からパソコン通信をされていたんですね。
    平成が始まった頃なんて、だいぶ前のような気もしますが……35年で、今や素人でもスマホ一つで簡単に写真や動画を撮って、世界中に公開できて、翻訳もパパッとできて……すごい進化だと改めて思います。
    でも、この頃はAI技術の発展がすごすぎて。
    何が本物で何が偽者か、さっぱり分からない世界になりそうで怖いです。
    昔は科学技術が発展すると明るい未来が待っている!という展望が大きかったのに、今は不安の方が大きい~…。