ひまわり畑を眺める一匹猫

招き猫

猫はただ、風に吹かれながらひまわりの花を観ていました。
まるで懐かしいぬくもりを思い出しているかのように。

君の名は

日記


毎年、初夏になると楽しめるお魚がいます。
知る人ぞ知る、スーパー高級魚。
決して魚売り場に並ぶ事の無いお魚。
何故ならば、この魚は捌くのが難しく見てくれも悪いため。
味を知る都内の居酒屋か寿司店、あるいは料亭などが買ってしまうから。
一番おいしい刺身は?と聞けば海原何某氏はきっとこの魚の名を言うはず。
夏のフグとまで呼ばれる高級魚。

マゴチ

調べると、某球団を持つサイトでは末端価格で一本5000円ほどで取引されています。
私はこの魚を、夕暮れ時の2時間ほどで2~3本の釣果を得ます。
私の大切な秘密のポイントなのです。
シーズンは6月半ばごろに始まり、7月の半ばには終了します。
ほんの一か月のお楽しみ。
ルアーはジグヘッドワーム。
ポイントは岸から10mほどの所に激しい駆け上がりがあり、そこにルアーをぶつけるようにスローリトリーブ。
それが良いアクションになり、マゴチのバイトを誘います。
私の海でのルアーフィッシングのテクニックです。

昨夜もそのポイントへ出向き、2本のマゴチに出会いました。
1本は35センチほどの小型でしたのでお帰りいただき、もう1本は50センチほどの立派な魚体でしたので、感謝しつつキープさせて頂きました。
今夜はこの最高のお魚の、から揚げと薄造りを楽しもうと考えております。

さて、私の秘密のマゴチポイントの後ろに、廃品のスクラップ場があります。
そこで働く女性と仲良くなりました。
毎回、この時期にはまだ日が高い5時ごろに海に顔を出す女性。
釣れますか?と声を掛けられたのがきっかけ。

女子:いつも釣ってるけど、釣れたの見た事無いね。

猫:そりゃいつもこの時間に顔を出すからさ、夕暮れ時に釣れるんだよ。

女子:お魚たくさんいるじゃん

猫:あれはボラだよ、狙ってるのはマゴチという高級魚なんだよ

女子:そーなの?じゃ釣って見せてよ

猫:暗くなる頃おいでよ、お魚あげるからさ

女子:そんな時間じゃ、アタシ帰っちゃうよ!

そんな会話を楽しむようになりました。
昨夜は私に缶コーヒーを手渡しくれたその女性。
7月の半ばになれば、来る必要の無くなる釣り場。
次は名前でも聞いてみようかな?

  • 西の魔女

    西の魔女

    2024/06/16 09:03:03

    10年は一昔だねぇ・・・・
    6月ころ同じブログにコメくれてたややこしいおばちゃま防止策でもあるのよ~

  • 西の魔女

    西の魔女

    2024/06/16 09:01:21

    マゴチ釣れるんだ~~~!
    もちろん食べる機会なんてありませんとも。
    秘密の贅沢だね^^さすが釣りプロ♪(売らないからプロじゃないけどテクは磨いてるからね)
    なんかワクワク話じゃないかい?
    耳に聞こえなくてメッチャ面白がって声援送ってくれてる人たちのためにも
    名前くらいは聞いてみる価値ありかも。