野生のヘビに遭遇
家に車で帰ってきたら
庭の真ん中にひも状のものが落ちていた。
ひもっていってもそこそこ太さのある存在感。
わっ！
もしかして
もしかして
あっ動いた！
距離はじゅうぶんあったので車から降りて
間合いをとりながらちょっと近づいてみた。
そうまぎれもなくヘビ。
ご存じの通り
毒のないヘビは人間がいると逃げていくからね。
だけどその逃げていく先が家のほうだったら
怖くて入れないから
家のほうに逃げていないことを確認したく
しばしたたずんで
ヘビを観察。
薄いグレーと薄い緑を
なにやらの模様とともに身にまとっている。
たぶん１メートルは超えてるヘビさん。
今年初めてヘビを見たんではないだろうか。
まばたきしない目と全身を使って
向こうも人間の動きを観察しながら
じわじわと塀の向こうへ移動していった。
大きいヘビは動きがゆっくりだよね。
田舎暮らしだからいてもいいんだけど
家にだけは近づかないでください。
お互いテリトリーはまもろうぜ、
と誰へということでもなくつぶやいてみる。
