だからさ、ピンチはチャンスだって
左肩の痛みが出て、かれこれ2か月くらいでしょうか。
ここ二週間くらいは、観念してあんまり泳がないようにして、回復をメインに考えるようにしてはいます。その甲斐あってか、今週はそこそこ泳げる。平泳ぎは結構きついけど、バタフライは泳げるように徐々になってきました。
さて。。。
今日のトレーニング。
最初のウォームアップ(やや遅めのペースのクロールで、50m×4)で、すでに少し肩が痛い。
でも、ちょっと思ったのです。
ここ2年くらい、クロールが下手になっている理由を。
過去に意識していた、色々なことを忘れてしまっている。
そして肩が痛い今、改めて考える。
何で痛いのか。
なんでもなにも、そもそも肩関節がボロボロであるわけで、そりゃ痛いだろうと。
でも、ちょっと違うんですよね。
肩が痛いのに合わせるように、ここ数年は快調であった腰痛が悪化。バタフライと平泳ぎは、本当に泳げなかった。でも、ほんとは泳げるんですよ。バタフライを泳ぐという事は、いわゆるドルフィンキックを打つわけですが、力が無駄に入ったキックは腰が痛くなる。でも、それじゃあと意識をして、みぞおちから下の下半身全体をしなやかにうねらせ、鞭のようにキックを打てば、意外なほどに痛くない。
そういうことなんですよ。
痛いというのは、無理や無駄があることの証なのです。
なめらかに、流れるようなフォームを保てれば、故障をしていたって痛みはずっと軽くなる。
クロールで肩が痛い。
ハッとしました。
自分が、如何に肩で泳いでしまっているのか。
そうじゃないだろう。背筋や胸筋をしっかりと動かし、肩はそれをフォローするだけじゃないか。なんでそんな基本の基本を意識から失っていたのか。
そう思って、背筋や胸筋に意識を向けて積極的に稼働させる。
いいじゃないか、伸びのある大きな泳ぎになっていると思う。
そしてほら。肩、痛くないだろ?
バタフライが泳げるようになってきたのも、肩が癒えたからじゃないよね。腕から力みを抜いて、しっかりと姿勢を作って荷重移動で泳げてるからだよね。
故障した時こそ。
何かを失敗した時こそ。
それは成長のチャンス。
ピンチはチャンス。
つまずいた時、それは自分の欠点を自覚する絶好の機会。
とかなんとか言って、今日は2000mほど泳ぎましたので、明日は軽い筋トレして、軽く泳ぐ程度にしておきます。
2000m泳いだだけで、肩の温存が必要というのも寂しい話ですが、50も過ぎたので、間もなくお爺さんですからね。色々といたわらないと。。。
てなことで、今日はお酒なしで寝ようと思ったのに、ビール3本のんでしまいました。おやすみなさい。