5 roses
「5 roses」
君と初めて出逢えた瞬間に
不思議だけど、君を以前から知っていたような
本当は何も知らないのにさ
そんな気がしたんだ。。。
色々話しているうちに
もっと君を知りたくって
君が微笑む時に笑窪が頬にあって
瞳がキラキラしていてさ
照れながら目を少しだけ僕の目線からそらす
その仕草が僕を夢中にさせたのさ
いつも二人でいる時間が楽しくって
本当に、あっと言う間に時間が過ぎて
あぁ!もうこんな時間だね
二人で過ごした季節は、どれも素敵で
まるで、映画のStoryのようだったね
あれから、時は流れ過ぎてしまい
遠い昔の過去のようになってしまったけど
君は、素敵な人と出会い幸せだと
風の噂で聞いたけれど
不思議なもので
二人が離れてしまったのに
僕の心のスクリーンの中の君は
何も変わらずにあの頃のままなんだ
時が過ぎ、二人とも老いてしまっていて
容姿も変わり果て、あの頃は若かったと
鏡に写る自分を見ては、溜息まじりで
若き頃を思い出して微笑みながら
そんな人生をどんな感じで想うのだろう。。。
人間の記憶など、曖昧なもので
過去の出来事を都合良くしているかも
それでいても
きっと君は、頬に笑窪を作らせて
微笑んでいるって思っているよ
遠い過去には、戻れないけれど
あんなに楽しくて素敵な時間を二人で
過ごせた事は、本当の事実だった
僕には、何度でも読む名作小説のように
何回も観る映画のシーンのように
君に花束を渡した僕は君を忘れはしない
あんなに愛した恋は君だけだから。。。
僕の心にあるスクリーンの君に
5 roses