ゲシュ崩ログ 460 虹に願いを
七色の虹は、龍の化身らしい。
大須観音の万松寺っていうお寺の特別護摩木を購入したら、そう書いてあった。
護摩木、14パーセントオフで販売中
特別護摩木の、七本セットがお買い得だった。普通に買ったら3500円の護摩木が、特別護摩木七本セットを買うと、14パーセントオフの3000円で、お得に買える。お得だ、と感動して、家族の分買っといた。私は家族の分を買うけど、私の一族に私のために祈ってくれる人、一人もいないだろうな。と思いながら買ってるのむなしかった。もう来世で幸せになるしか幸せになる方法無いなと最近つくづく思います~。
それにしても、スーパーの特売みたいな感じで、護摩木って買える時代になっているんだなというのがなんだかいいなと思いました。ごりやくが、お買い得に買える。ごりやく上手。
七色の虹、七色の護摩木
大須観音の護摩木は、色がカラフルで、七本買うと七色になる。なんだか虹色セットといえて、七色の願いが虹のように空へ焚かれて昇っていくのかと思うと、とてもファンタジック。虹色の心願が、成就されるといいなと思いました。
万松寺の龍の色は、白。
七色の願いが空を駈けるとこを想像すると、なんだか素敵です。そして、万松寺の龍は白色。白なんですねぇ。カラフルな願いと、白い龍。願いはカラフルで、龍は無色。なんだか、虹と光の関係性みたいで、つい最近科学館で虹を考察していた私にタイムリーでした。
色即是空、空即是色。
この四字熟語を考えた人いったいどこの誰なんでしょうかね。どういう事?っていつも謎です。子供の時、これ意味わかる~って言ってた。意味わかってなかった事が、今はようやくわかるようになりました。この四字熟語の意味と、本質はまったく別なものとなりますが、大須観音の万松寺が、この四字熟語を念頭に置いて、七色のカラフルな護摩木をお焚き上げしているのかどうか、関連は無いかもしれませんが、もしかしたら、そういう事をウィットとして考えていたのかな、という感じがします。
七色の願いが、空にお焚き上げで昇っていく。色即是空、そして空、そこには色が限りなくあるのだ。空即是色。というような、文字どおりの解釈をしたら、それなりに意味のとおる、七色の護摩木のお焚き上げ。
私たちの日々、様々に能吏によぎる色めいた観念が、空へ昇っていったいどう私たちに影響を与えるのか、虹をみた時に私たちが感じるように、それは好ましく、とても素晴らしい感情だったらいいですよねぇ。