もふもふ0304

懐中時計の使い道 5

コーデ広場

持っている髪型の中で最も動きがあるものを使ってみた。

ドレスは初めてコインを貯めて買ったもの。
髪やリボンのなびく方向が合ってるし、金鎖もきちんと見えて違和感なし。
ティアラもドレスの飾りも全部金色で揃ってる。
…日々、懐中時計からの挑戦(そんなのあったっけ?)と楽しく格闘している。

「姫、こんな庭の隅で何をなさっておいでです。もうすぐマナーのお時間ですよ」
「私、冒険の旅に出るの」
懐中時計がふわっと浮き上がり、風もないのに髪が揺れる。
金色の光を残し、彼女は城から姿を消した。

  • もふもふ0304

    もふもふ0304

    2024/08/02 18:53:20

    じいを登場させるヘキがある人がいますね(笑)。

  • テリー

    テリー

    2024/08/02 17:35:43

    じい「姫〜、明日の某国の王子とのお見合いには必ず来て下さいね〜!!!」

  • せんちゃん

    せんちゃん

    2024/08/02 12:48:42

    コインをこつこつ貯めて買った思い出深いドレスかあ…。きっとこれだけは絶対に手放したくないよね。
    裾の内側に薔薇があしらわれてるの面白い。
    ニコタってたまに不思議な構造のアイテム出るから楽しみ^^

    冒険の旅に出た少女は長い歳月の後に故郷に帰還した。もう誰も彼女のことを覚えている者はいない。
    みすぼらしい老女となった彼女に声をかける者もいない。生まれ育った懐かしい館はすでに他人の所有となっていた。
    門の柵からかつて薔薇が咲き誇っていた庭を眺める。今はずいぶん荒れ果てている。
    錆びた柵は施錠もされていず、入ることが出来た。かつて心地よい水音を響かせていた小さな噴水は彫刻がくずれ雑草に覆われて見る影もない。
    「おばあさんは魔女なの?」突然少女の声が響いた。「大きな杖ね、それで魔法を使うんでしょう?」
    老女は微笑んだ。「この杖はあげられないけれど、魔法の時計をあげようね」老女はくすんだ懐中時計を取り出した。「魔法の時計?」少女の瞳が輝いた。

  • 浦島の亀

    浦島の亀

    2024/08/02 11:59:18

    うんうん、金色のチェーンがぴったし!
    ドレスが重厚かつシックだから、時計がちょいっと安物に見えちゃうところが……(^^;)
    こんな感じでしらっとおもちゃ箱に入ってたからみんな気付いてなかったけど、
    実はものすごいパワーを秘めてるのかな?
    お姫様はきっと、白ウサギと会話できてそのパワーを知ったんだね♪
    七つの海を制覇する旅に出たのかも!