Hanare

想像力の偏り

日記

想像力の偏りが大きい。

些細なことをきっかけに暴走ともいえるほどの想像が駆け抜けていくこともあるくせに、他人の気持ちを想像して共感するというようなことは下手くそだ。

私の想像力は、自分の過去や経験を踏み台にして跳ねていく感覚がある。
私と他者はどうしたってわかり合えない別個体だという認識を強く持っている自分には、私ではない他者の気持ちを想像することが難しい。
難しいけれど、努力をしなければ紛れられない。

私が悲しくないからといって、他者も悲しくないとは限らない。
私が嫌だとしても、他者がそれを嫌がるかどうかは分からない。
想像が難しいから観察をして、表情や声色から推測をして話を合わせようとする。

会話や集団内で目立たないように過ごすことにはとても大きな労力が必要になる。