ウイルス戦争 神は死んだ

妖刀 さゆき

人類滅亡を危ぶむ日記

ゲームは一日1時間を思いつきで決めた高橋名人

ゲーム

https://www.youtube.com/watch?v=FJCQMmI7P3U
ファミコン スターフォース 1985年

ファミコン スターソルジャー1986年

1986年に開催されたハドソン主催のイベント『第2回TDK全国ファミコンキャラバン』のスコアアタックコンテストに使用された。

コロコロコミックだったか、コミックボンボンだったか ゲームが得意な主人公はスコアアタックに出るからとハドソン見学の時に開発中のスターソルジャーを遊ばせてもらう。

当時、高橋名人は苦手なシューティングゲームの1面目だけ猛練習して、それから客の前で披露していた。

一面だけならシューティングゲームが下手なのはバレない という。

つまり高橋名人は開発中のゲームを自分だけ練習しまくっていたのだ。

それはともかく、漫画の主人公が初めて開発中のスターソルジャーを遊ぶと新しいゲームなので たまらずゲームオーバー。

このゲームはスターフォースより難しいぞ。

そこで主人公は「僕はスコアアタックに出るからもっと練習したい」と言い出す。

高橋名人は「これは開発中のゲームだから仕事の邪魔をしないでくれ」と主人公を開発室から追い出した。

そこで主人公は自分を特別扱いしてくれない高橋名人に失望しただろうか。

スコアアタックで自分だけ先に練習したいからと無理を言ったことを反省する主人公。

家に帰ってスターフォースでシューティングゲームの練習をする。

スターソルジャーとスターフォースは同じようなゲームなので、ゲームの技量は上がったらしい。

スコアアタックに出ると主人公は、まずまずの成績をおさめたことだろう。

この漫画では高橋名人は目指すべき目標みたいな扱いだったが実際には1面しか練習してない営業のオジサンだったんだがなぁ。

多くの子どもたちが高橋名人の雰囲気に騙されていたことは間違いない。

スコアアタック大会で司会をやっていた高橋名人に親たちは厳しい視線を送っていた。

ファミコンなんかで商売しやがって、という雰囲気だ。

とっさに高橋名人は「ゲームは一日1時間」と標語みたいなことを言い出した。

とっさのアドリブだったがハドソンとしては驚きだ。

おいおい、ゲームの時間は1時間って誰が決めたんだよ。 高橋名人です、という感じ。

その後、ファミコンの時間は1時間だけ という取り決めが多くの家庭に浸透したのは言うまでもない。

当時、子供がファミコンをしている間はテレビが見れないと、どこの家庭も苦労していた。

https://www.youtube.com/watch?v=0-h8jk2Hdoc

息子が働かないのはゲームが悪いとばかりに、ゲームを破壊する父親。

うわぁー! 僕のコレクションがぁー!

世界中でゲーム中毒の息子を叩き直す父親が同じようなことをしていたのだろう。