マシケゲンゲ
ニコットおみくじ(2024-08-20の運勢)
こんにちは!全国的に天気が不安定な一日に。
九州から東北は局地的に雨が激しく降り、落雷や突風に注意。
北海道も午前中は雨。
沖縄は晴れ。
【マシケゲンゲ】 増毛紫雲英 Oxytropis shokanbetsuensis
Shokanbetsu locoweed
☆マメ目マメ科の維管束(いかんそく)植物です。
■維管束植物 Tracheophyta
Tracheobiota
Vascular plant
◇定義
維管束をもつ植物群で、種子植物どシダ植物がこれに属する。
維管束系と基本組織系は分かりにくいです。
基本組織系は表皮系と維管束系以外を指します。
維管束植物は、柔(じゅう)組織が担っています。
木部柔組織、師部柔組織です。
木部繊維や師部繊維は建築で例えますと鉄筋で、
導管や仮道管、篩管はガス管や水道管に該当します。
◆木部
維管束ですから繊維の維で、管だから水を通す導管と仮道管、
それから鉄筋コンクリートの役目で柔組織で出来ています。
◇師部
師管があり、葉で出来た水以外の栄養を、根に送る時の経路になります。
師管の横に伴細胞(はんさいぼう)というのがあり、
この伴細胞がエネルギーを師管に渡し、
師管の中の物質の輸送をコントロールしています。
つまり・・・
伴細胞と師管は必ず存在していて、
師部は師部繊維と師部柔組織で出来ています。
その為・・・
維管束とは繊維と管(師管、導管)と柔組織の3つが、
集まりまして出来た、丈夫な茎を作る為の単位です。
<概要>
〇マシケゲンゲ
マシケゲンゲはオヤマエンドウの仲間で、
北海道の西部にある増毛山地の固有種とされています。
@オヤマエンドウ 御山豌豆 Oxytropis japonica var.japonica
Oxytropis
★マメ科オヤマエンドウ属の多年草で、
茎が木化(もくか)して半低木になる、高山植物です。
□木化 もくか
植物の細胞膜にリグニンが沈着し、
セルロースと結合して起こる化学的な変化現象です。
◆リグニン lignin
植物中にセルロース等と結合して、存在する高分子化合物です。
細胞壁に堆積して木質化を起こし、植物体を強固にします。
木材では20~30%含まれ、パルプ製造の際の不要成分です。
バニリン製造や接着剤等に利用されます。
◇セルロース cellulose
植物の細胞壁の主成分を成す多糖類の一種です。
ブドウ糖が直鎖状に繋がりました構造をしています。
・繊維
・布
・パルプ
これら等の形で利用されまして・・・
・火薬 ・レーヨン
・セロハン ・セルロイド
これら等の製造原料で繊維素です。
木化した細胞は分裂能力を失いまして、最後には死んでしまいます。
これによりまして、細胞膜は硬くなり、弾性に富み、
水分の通りが良くなる等、物理的、化学変化が起きます。
木部を構成する細胞或いは皮膚の厚膜組織等に見られます。
これを、木質化といいます。
■高さ
約5~10cmです。
□葉
根生(ねしょう)しまして、奇数羽状複葉で、
小葉(しょうよう)は9~15枚ありまして、
狭卵形で先端は尖りまして、両面に軟毛があります。
■花期
6~8月で、紅紫色の花を付けます。
□果実
豆果(とうか)で長さが約3~4cmで、
幅が約7mmの狭卵形になり、白色と黒褐色の短い伏毛が密生します。
■分布・生育地
・本州中部地方 ・飯豊(いいで)産地
・北アルプス北部 ・八ヶ岳
・木曽駒ケ岳 ・御岳山(おんたけさん)
これら等の高山の草地や砂礫地に棲息しています。
□特徴
オヤマエンドウは風当たりの強い岩礫地や乾いた草地に生えまして、
開花が早く、花の最盛期は梅雨時でありますが、
梅雨明け後でもポツポツと咲く残り花を見ることが出来ます。
森林限界を超えた高山の砂礫地にはハイマツをはじめ、
ツガザクラ等の低木類が緑のカーペットを作っていますが、
その中に混ざるように生える豆の草です。
それらの矮性ツツジ類に葉の形も似ていますので、
花が咲いてなければ存在に気づかないような生え方です。
紫色の花は完全に開けば結構目立つ大きさになりまして、
マメ科の花特有の独特なスタイルですが、
「旗弁」が大きく立ち上がり、白い斑も入りまして目をひきます。
山形県では絶滅危惧種Ⅰ類に指定されています。
マシケゲンゲは暑寒別岳(しょかんべつだけ)の固有種です。
@暑寒別岳
・郡別岳(1376m)
・南暑寒岳(1296m)
・雄冬岳(1198m)
これら等の増毛山地の主峰で、標高は1492mです。
特に箸別ルートでは標高1200mの7合目付近から山頂にかけて、
高山植物を楽しむことが出来ます。
山頂から晴れた日には・・・
・大雪山 ・羊蹄山
・利尻山 ・積丹半島
これら等を一望することが出来まして、多くの登山者を魅了します。
★登山ルート
増毛町側から暑寒ルートと箸別ルートの2本があります。
そして、雨竜(うりゅう)ルートがあります。
この3本のルート以外に暑寒別岳への登山ルートはありません。
マシケゲンゲの萼筒には白色と黒色の毛があります。
「旗弁」の先は顕著に凹んでいます。
小葉は8~13対です。
自生地の暑寒別岳での個体数は少なくない印象があります。
近縁には・・・
・ヒダカゲンゲ
・ヒダカミヤマノエンドウ
これらがあります。
マシケゲンゲは葉の表面がほぼ無毛で、
裏面に伏毛があるというのが特徴になります。
問題 暑寒別岳の麓には北海道空知管内の雨竜郡雨竜町にあります、
美しい雨竜沼湿原があります。
雨竜沼湿原はラムサール条約の登録湿地で、
日本有数の山岳型〇〇湿原です。
〇〇に入る言葉を教えてください。
〇雨竜沼湿原
暑寒別天売焼岳国定公園を代表する自然豊かな湿原です。
標高約850mの大地に東西約4km、
南北約2kmに渡って広がっています。
大小100以上の池塘と呼ばれる沼が点在していまして、
夏は数多くの高山植物が咲き誇ります。
@池塘
堆積した泥炭層の隙間が水で涵養された部分で、
周囲とは隔絶された環境の為、独特な生物相が出来ます。
1、泥炭
2、高層
3、高山
ヒント・・・〇〇〇湿原 Hight moor
主として雨水より涵養(かんよう)される湿原を呼びます。
泥炭の堆積した〇〇湿原は冷涼な気候で発達します。
冷涼な気温は有機物の分解を遅らせて泥炭の蓄積を促進しまして、
空気中の水分飽和量が低い為に雲霧を発生させやすい為、
湿原が乾燥しにくくさせています。
従いまして・・・
温暖な地方や乾燥する地域では、〇〇湿原は発達出来ません。
お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る言葉をよろしくお願いします。
gen_rin
2024/08/20 23:20:26
こんばんは!お月様が美しい現在です。
ねこさん、お忙しいなか、お答えとコメントをありがとうございます。
問題ですが2番の高層です。
凄いですね、正解です。
どうもおめでとうございます(祝)
とんでもありません。
そうですね、イチジク問題も流石でしたね。
そうですね、エアコン使用をしてご無理なくお過ごしください。
そうですか、約36時間起きているのは凄いですね。
途中にウトウトとなってしまいますよね。
どうか体調を崩すことなく、お気をつけてお過ごしくださいませ。
ねこ
2024/08/20 22:37:57
2、高層 ?
優しいコメントをいつもありがとうございます(^o^)
イチジク問題、解答合っていて良かった♪
日中は暑いですが、朝晩は少し過ごしやすいような…エアコン使用ですがwww
不定期で24時間以上、起きてる事が…今、約36時間起きw 途中 (*ᴗ₄ᴗ)⁾⁾ ウトウト...