https://www.youtube.com/watch?v=xmaoccsmO3Q

エンジン噴射口破損により月面に頭から突っ込んだ探査機SLIMは上下逆さまのまま月面に激突。

それ以降、逆立ち状態が解消されることはなかった。

上下逆さまなので太陽光発電での電力不足が常に発生していたSLIM。

何とか月面探査を、と言っても取得する画像は常に上下逆さまだったのではないか。

１月２０日に月面に逆さま着陸した後、何度か月を画像で探査した後、８月２６日運用終了。

最後まで姿勢を復元することはなかった。

実際の月探査は４月末まで。

５月以降は通信を確立できないかと運用を試みた。

結局、電力不足で５月から８月はSLIMが動かないことを確認していたようなもの。

最後は機能停止信号を送ってSLIMを停めたというか、遥かその前に動かなくなっていたのだろう。

JAXAはピンポイント着陸だと胸を張るが、その無理な着陸を強行したから噴射ノズルが破損したのだ。

そして頭から突っ込んで着陸。

ピンポイント着陸は探査機にとってあまりにも負担が大きかった。