「さくら亭」日報

あずみ

毎日のお着替えやマイルームの改装等、主にニコッと内のできごとを綴ります。

コーデ記録~浴衣祭り14

きせかえアイテム


黒ガチャコーデのノルマも終了して、
個人的浴衣祭りの復活です。

第十四弾は12年の『浴衣(優愛)カーキ』になります。
少し珍しい配色ですよね。
もう一色、茶色も持っています。
そちらは浴衣というより小紋な雰囲気。
柄は竜胆かな?
リアルでも市松模様、大好きなのです。

二刀流のねこじゃらし。
そして彼女のそばは何故かひにゃりしているので、
暑さに参っていた猫たちが寄ってくるという。
何それ、羨ましすぎるんですが。

猫たちを採用したのは足元を隠すため。
実はがっつり下駄履いてるんです。
でも畳の上で下駄あ許せないので猫で隠す。
うさぎやくまよりもリアルでもありそうでしょう?

襖も障子も全開にしているので
風が通って案外涼しいという設定。
この畳の上に寝ころんだらひんやり気持ちいいはず!
ああ、襖フレーム欲しいなあ。
ガラス障子フレームとかも作って欲しいところ。
ガラスがちょっと歪んでいたりしたら完璧。

長じゅばん屋さんの「紫織庵」の建物のガラス障子がそうなんです。
古い昔のガラスだからでこぼこあって、景色が少し歪んで見える。
建物内の見学もできるのでおすすめなんですが、
買い物するにはちょい高い。
長じゅばんは着物あってこそなので、
敷居が高いならば浴衣もあります。
ここのは大正ロマンあふれる柄で、ちょっと個性的なものもあります。
私は浴衣、買ったことないですけどw
ちなみに予約制です。


ちょっと間を置くことになった浴衣祭りですが、
再開にあたって13回分のコーデアイテムの書き出ししました。
そうしたら。
3アイテムでダブリが発生しておりまして……。
「りんご飴ピアス」「弾けるシャンパン」「狐の嫁入りグラデ下駄(黄)」です。
りんご飴はひとつはトマトにいておけば良かった。
シャンパンだって白ワインもサングリアもあるのに、
何も同じものを使わなくても。
下駄は……予想よりマシでした、逆に。
もっとダブってても不思議じゃないというか。
わりと満遍なく鼻緒の色が痴愚ものを購入していたようです。


台風のせいで出勤予定が変わりそうで。
なので非常食を買っておくべきかなあ、と思うこの時間。
夏の間は特に夜間しか外に出る気はないので!
今日など、お昼寝していたら雷雨の音で起こされました。
昼間は起きてても暑いとだらけているだけなんで。
気分は夏休みのお昼寝。
そう考えると贅沢です?
私が行くスーパーは24時間営業なんですが、
商品追加が明け方にされるんで、この時間帯は品薄なんですよねー。


ところで。本日の夜明け前に行った散歩で、
そうじゃないかと懸念していたことが証明されてしまいました。
お散歩、現状だと距離が近すぎる問題です。
スマホに歩数計のアプリを導入しましたら、
お散歩の往復プラス一旦帰宅後のスーパーへの往復、
それに近所徘徊を加えてようやく3000歩になったという。

これはコースなりなんなりを考え直さないといけません。
車の通る大通りは、そこそこ明るいのですが、
歩いていて楽しくない。店も開いてないし。
しかしだからと言って、山側の道はかなり暗くてですね。
さすがの私もちょっと怖い。
いや、真夜中にふらふらしている女と会う方が怖いかもですがw
しかも場所がね、お寺とかお寺とかの門前ですので、
なんか霊的な存在とかと間違われるんじゃないかとか思うw

「鉄輪」のお話をご存じでしょうか。
能の題材にもなっていますが、
浮気した夫と相手の女を呪い殺そうと、
貴船まで丑の刻参りした女の話です。
宇治の橋姫ですとか六條御息所ですとか、
嫉妬深い女というものはこう忌避されちゃうようです。
でもそれって、男の方にかなり原因があるよね!?
ギリシャ神話のゼウスの妻ヘラも嫉妬深いことで有名ですが
あれだけ節操なく浮気する旦那がいるとさもありなん。
嫉妬する方だってしたうてしてるわけじゃないんだ、
と妻の方に肩入れしてしまいます。

ええと、今は嫉妬の正当性の話ではなくてですね。
「鉄輪の井戸」は実在します。
京都の本当に街中。
そこから貴船まで七夜通って鬼になろうとしたとか。
そう。この距離がえげつないんです。
直線距離で片道約36キロ(地図で測った)。
これ、道沿いにいくともっとあります。
何せ、平安時代のお話です。
乗り物といえば、のんびりした牛車。
しかし庶民な女はおそらく徒歩。
1キロ15分としてですよ? 片道9時間!?
日が落ちてから出発するとしても、
現地での所要滞在時間が30分程度だったとしても
朝までに帰ってこられません。

それ以前に、真っ暗な中を楽中から山中まで行くだけでも困難。
更に言うと、丑の刻参りって、人に見られたらアウトだったはず。
既に嫉妬の鬼と化して、
夜目がきいて、更に脚力があがっていたとしても。
とても現実的でないというか。
だからこそ伝説になったというか。

だって、現在の私たちであっても、
貴船なぞ電車か車でしか行かない場所です。
なぜもっと近くの神社とかで済まさなかったのか。
見つかりやすいからですかね?
藁人形に五寸釘を打つ音も響きそうだし。

ちなみにもう二十年くらい前の話ですが、
貴船神社の中宮、結社にて
木に打ち付けられている藁人形を発見したことがあります。
写真? 怖くて撮れなかったよ……。
更に奥宮に恨みのこもった絵馬
(恨みつらみが切々と書かれ、人型に釘まで打ってある完璧版)
が奉納されていてですねえ、
夏の貴船は本当に涼しかったです。

でも夏の間住みたいくらい気温も低くて最高でした。
鴨川の川床はまったく、これっぽっちも涼しくないですけど、
貴船の川床は本気で涼しいのでおすすめです。
赤い灯篭の続く本宮は風情があるし、
奥宮は観光客もほとんどこないので
スピリチュアルな空間を独り占めできます。
緑の多くてマイナスイオンたっぷり。
そして涼しい。本当にこれが大事。


だからって、貴船まで歩きませんからね!
絶対、無理だし。
北山通くらいまでなら歩いたことはある。
北野天満宮から歩いて帰ったこともある。
でもどちらも日中でしたから!
無意識に歩くなら北方面と思っていましたが、
南向きに歩くのもありかも?
東福寺までならいける(実績アリ)。
しかしそこから山越えして伏見稲荷までは夜間の山中行になるんで、
それも無理だよねえ。
ちなみにトレイルコースです。無謀。

生まれも育ちも京都ですが、
行ったことがないところなど山のようにあります。

志明院とかも行ってみたいですね。鴨川の源流のお寺ですが、
司馬遼太郎がここであやかし体験をしたらしい、とか、
『もののけ姫』の舞台モデルだとか、
ここに行ったら幽霊が見えるとか、
色々言われています。
早い話、オカルトスポットですw
とりあえず、ここは撮影禁止がすっごく徹底されているんで、
うちの父が怒っていたことがあります。
そう決まってんだから怒ってもしゃーないと思うんですが。

オカルトスポットではありませんが、
比叡山の麓に薬草園があるらしく、
そこにも行ってみたいですね。
ただ観光ならばガーデンミュージアム比叡の方が
花いっぱいで楽しいですが。
前に行った時はバラの足湯もやってました。

……うん、だから。
比叡山までとかも現実的じゃないから。
ただどうも、すこしでも涼しいところに行きたいという願望が、
私の散歩コースを狂わすのだ。
市中(もしくは洛中)、どれだけ移動しても涼しくないからなあ。