コーヘイ

重賞展望

日記


今週末は3日間開催で重賞はセントライト記念とローズSの2つ。中京はコース替わり。

【セントライト記念】中山外2200はコース形態から後半5F前後のロンスパ戦がデフォルト。このレースも厳しい流れになると差しも届くイメージではあるけどかなり馬場が軽かった去年はスパート地点が遅かったのもあるけどラスト1F11.0と決め手が問われて後方から外を回すと厳しい流れ。今年は去年以上の高速馬場やし上がり3F32秒台やラスト1F11秒前後が当たり前のように出てたからね。出走予定馬を見ても流れが速くなるとは考えにくいし、前に行ける馬や決め手のある馬を中心に考えるべきかなと。血統ではヴァイスリージェントやナスルーラ、サドラーズウェルズあたりが目立つ。

コスモキュランダはコーナーでも加速できるし長く脚を使えるけどその反面速い脚はなくて直線の長いコースや上がりの速い展開やと良さが出にくいタイプ。東京から中山に戻るのはプラスやけど今のアホほど上がりが出る馬場がどうかな。スタートが遅くて位置は取れへんからかなり早めに仕掛けるとか奇跡的に好発切って前につけるとかあればって感じやけどTRでそんな競馬するか?ってのはある。アーバンシックはスタートが遅く大跳びでコーナーでの加速が苦手、スピードに乗るのに時間が掛かるというザ・不器用みたいな馬。能力は世代上位の物は持ってると思うけど直線の長い東京から中山に替わるのはプラスとは言えへんかな。ルメール騎手がどう乗るか見物やね。スティンガーグラスは前走1勝Cは5馬身差の圧勝やったけど相手が弱かったし時計的にもこの相手で上位人気で重い印を打ちたいほどかと言われるとね。主戦のルメール騎手を同じNF産のアーバンシックにテン乗りで持って行かれる時点で察するもんはある。それはアスクカムオンモアも同じで前走1勝Cは減量騎手の軽斤量を活かして好位からの押し切り。スローやった2走前のプリンシパルSより内容は良かったことからもある程度流れた方が良いタイプに見えるけど今回スローで速い上がりになることが想定されるだけにね。前に行ってどこまでやれるかといった感じかな。エコロヴァルツは気性が難しいからか極端な戦法に出ることが多いけど皐月賞・ダービーでもそれなりにやれてるように能力は高い。岩田康誠騎手なら今回も前に行きそうで展開利は見込めそう。前走ダービーでは最後失速したことを考えると1Fの距離短縮もプラスに働くのでは。穴馬も探したいけど曲がりなりにもクラシックでそこそこやれてる馬も出て来てるからね。1勝Cや2勝Cでモタモタしてるような馬では厳しそう。ここは思い切ってダート3戦しか使ってへんアスクハッピーモアを挙げときます。ダートの前傾ラップを先行して好走してるようにスタミナはあるし芝適性さえあれば前に行ける。血統からは芝でやれてもおかしくはないしね。