コーデ記録~にゃんこのお迎え
この度、愛らしい子猫をお迎えすることに……
まあ、ガーデンアイテムのごり押し制覇による
「宝石にゃんこのぬいぐるみ」のことですが。
にゃんこから逆算してコーデしました。
夏の名残の『紗の着物(麻の葉L)紫』を着てみる。
本来、紗の着物はさすがに8月までだろう……
とは思うのですが、
連日の暑さに許される気がします。
まあ? 紗の着物って、別に涼しくないし。
見た目以外は。
それなのに涼し気な顔をして着るのが夏着物の心意気というか、
やせ我慢というか、む
しろ我慢大会というかなんですが。
本日、仕事中にですね。
ちょうど一週間前に読んだ
『近畿地方のある場所について』の内容が、
ふわっとフラッシュバックしました。
文字数オーバーの日記を書くことで供養(?)した気になり、
それ以降すっかり忘れてたんですけれど。
そして思い出すと怖いんだ、これがまた。
脳内ダイジェクト編集済みでお送りしております、
と言う感じで。
読後一週間ということで、
喉元過ぎれば怖さ忘れる、的なところもありまして。
危なかった。
単行本買うとこだったよ!
なんかこう、作中にサブリミナル効果とか
仕掛けてあったりしませんよね!?
ぶっちゃけ私は。
小野不由美と加門七海のホラーは買うけれど、
他のホラー作品はノーサンキューなんだよ。
何故かって?
私、ホラーにも美しさが欲しいんです。
でもたいていのホラーは、
どっちかと言うと汚い方向に行っちゃうので。
……だから全力でクトゥルーにのめりこめなかったんだよ。
インスマウス顔になるくらいなら死んでやる、
と思春期にラヴクラフトにぶつかった少女の私は主張しました。
お魚顔は嫌だーっ!
愛せるのはバイアクヘーだけだ!
上記の理由から、スプラッタは御免です。
怪談系なら牡丹灯籠。
文学系なら上田秋成。
それこそ思春期の頃、赤江曝にはまっておりました。
美しかったから!
でも赤江作品って、積み上げた儚い美しさを最後に壊す、
破滅の美学なところがあってですねえ。
破滅にカタルシス感じる性癖はないので、
美しさは永続しないというのが不満。
ちなみにその頃はBL読めたんで
所謂「耽美小説」も読んでいたわけで。
でも大人になったらBLダメになったので、
読み返せない本が我が家にはいくつもあります。
須永朝彦の『就眠儀式』とか、文章も美しくて。
ちなみに吸血鬼作品の短編集なんです。
高かった……。
でもこう、BLに寄っているというか。
吸血鬼の美青年イメージのせいでしょう。
吸血鬼で美青年というと、
アン・ライスの『インタビュー・オブ・ザ・バンパイア』
(小説旧題『夜明けのバンパイア』)
を思い出しました。
アン・ライスも結構よんではいるのですが、
最終的に「……合わないかもしれない」になりまして。
10冊以上読んでからそれかいっw
アン・ライスの作品には往々にして暴力性があり、
そのあたりも合わなくなった原因かもです。
まあ? 最終的に決別したのは『眠り姫』だったんですけどw
SM寄りのエロス溢れる作品なんですが、
「ごめんなさい。性癖が違います」
マッパでパドルで叩かれるのを美しいとは思えない。
これは日本的な湿度の高い淫靡とは明度が違うんで。
……だから。
江戸川乱歩では『パノラマ島奇譚』がアウトになります。
『陰獣』『ひとでなしの恋』はアリ。
『孤島の鬼』はアリよりかな?
そういう意味では乱歩よりも横溝正史。
特に初期作品とかが好きです。
『本陣殺人事件』『獄門島』『蔵の中』とか。
『真珠郎』は……
初読で「これ、ギャグ!?」と思った印象が強すぎて。
美味しくないよ、絶対だよ!
『人形佐七捕物帳』は、全巻欲しいんだけど難しいんだよねえ。
うん、いつも通りすっかり脱線しまくったのでここまでといたします。