月は出ているか？

2024/09/18 02:49:36

今夜は、中秋の名月でしたね。

皆様、空を仰ぎ見ましたでしょうか？

「月」は　元々は「ツク」と発音したと言われています。

民俗学的にも　月は本来「憑く」という意味を持っていたそうです。

つまり月の光は、神霊が乗り移るものだと考えられていたようです。

運のあることをよく

「ツイている」とか「ツキがある」となどといいますが

その「ツキ」も本来は月のことを指しているといわれています。

月には全知全能の神が「憑いている」という考えが

日本の月信仰の根底には流れているのでしょうね。

こんな話を聞くと、月を見なくては！

と思う人は今夜の十六夜を見ましょうか！

さてさて、僕はと言いますと

大名庭園でするお月見と和奏の夕べ

というものへ出かけてきました。

付くと、もう一面は雲に覆われていて

ちょっと月は無理かな？　という感じでした。

庭園内は灯りはロウソクのみで、その光が池に反射して綺麗でした

この池に月が映れば！　さぞ綺麗だと思うんですけどね

ここはさくっと諦めて、琴の演奏をしっかりと聞くことにシフト！

琴の演奏とかまともに聞いたことがなかったのですが

男性奏者もいるのですね

そして湿気で、調律に苦労しているようでした。

演奏が終わり、次の演者の為の模様替えの時間になると

辺りがざわざわとし始めました。

東の方を見ると、おーー月が出ている！

数分の出来事でしたが、しっかりとまんまるお月様を見ることが出来ました！

数分の月光浴ですが、しっかりと憑いてくれましたでしょうか？

明日はいいこと起こりそうだな～

恭介