おさかな

北海道旅で出会った人①

日記

北海道で出会った人①ニシンの神様のおじいさん。


神社があったので境内に入ってゴープロで撮影してた。
〈一応、YouTubeに動画を上げてます〉
そうしたら、不意に話しかけられた。
それがどうにもこうにも…言葉が分からない?!
方言が凄すぎる(笑)
北海道へ上陸直のところだから「青森弁」なのかもしれない。
青森県の大間から船に乗って上陸した。
海峡を渡った北海道でも方言は生きてる。って感じた。

おじいさんの話は分からないんだけど「聞き返す」ことは失礼なので、うん、うん、と頷いて話を聞く。ところどころ意味が聞き取れる。その様子を近寄ってトノが動画を廻し始めた。
部分的に聞き取れる話をつなぎ合わせると・・・
神社の由来を説明してくれている様です。

と、上を指さした。見上げた。
???はて???
よーく見ると神社の鳥居の横にこいのぼりが揺れている。
それが本州以南では「こいのぼり」なんだけど、この神社は「にしんのぼり」となっている。
つまり「ニシンの神様」だという説明をしてくれてたのでした。
全編にわたって訛りが凄かったけれど最後には意味が分かりトノと二人、おじいさんと三人、笑ってお別れした。

そして別れ際に「清めの塩」の小袋も頂いた。
「姥神様の御塩」と書いてある。
有難く「財布」の中と、玄関に置いている。

旅の初めから「いい出会い」があって、この先が楽しみになった。
行き当たりばったりの旅なので予定も何もない。
たまたま寄った街の神社でした。