メキシコ亀日記

浦島の亀

メキシコの隅っこから発信してます

ゼラニウムと言えば

日記

日本では知られてないけど、ドイツ人作家で
ヴォルフガング・ボルヒャルトという人がいて、
第二次世界大戦で兵隊にとられて戦争に行ったけど、
(おそらく)自分で自分の指を撃って吹っ飛ばして兵役逃れ、
その他の言動も反体制的でケシカランと投獄されたりもして、
体を悪くして、戦後間もなくわずか26歳で亡くなった。

この、晩年、戦争体験をしてから書いた作品がどれもすごいの。
大学生当時、ひょんなことで手に入れた特装版の本を夢中で読んだ。
人生短かったので、書いた作品数も少なくて、1冊に収まる。
けど、遺稿集という薄い本が別に出ていたので、それも買って読んだ。
そのなかに、『悲しきゼラニウム』ってタイトルの短編があってねw
ゼラニウムというと、それ以来これを思い出してしまう。
たったの3ページだけど、とっても悲しく切ないお話。

ニコタのゼラニウムは普通にきれいで花束はかわいいけどね(´∀`)

  • 浦島の亀

    浦島の亀

    2024/09/24 04:52:31

    > もふもふ0304さん
    へえ~、匂いが苦手なのか、どんな匂いだっけなあ?
    茎とか葉っぱが割と毛むくじゃらだったのは覚えてるけど……。
    ボルヒャルトの作品でも最後にゼラニウムの匂いが出てくるよ。
    アロマにあるんだねえ、好きな人は好きな匂いなんだね。
    例えば肝臓が悪いとその匂いが苦手、とか?
    面白いね!
    アロマテラピー、私もドイツで友達がちょっとハマってて
    いろいろ嗅がせてもらったよ。
    ホント時間と気力があれば、あ、お金も必要か!(´∀`)
    日本でも昔からお香当てるやつとかあったもんね。
    でも人生でできることは限られてるから、選ぶしかないよねえ……。

  • 浦島の亀

    浦島の亀

    2024/09/24 04:45:51

    > テリーさん
    ジェイソン・モモア、けっこう好き~(´∀`)
    へえ~、そんなこと言ってるのね、そんでバイクで全米一周、したのかな?
    でもホント、できるときにやりたいことはやっておかないとね!
    ボルヒャルト、『たんぽぽ』って本が出てるはずだよ。
    ちょっと高い本だから、図書館とかにあるといいけど……。

  • 浦島の亀

    浦島の亀

    2024/09/24 04:43:51

    > せんちゃんさん
    そうなのよ……。反戦プロパガンダみたいなのも書いてて、
    それもあって何度も投獄されたりしてるの。
    そしていちばん戦闘が激しい前線に送られたりね。
    それでも戦後病気で、友人がスイスの病院を手配して彼を送ったんだけど、
    そこではナチの兵士とか言われてひどい扱いだったらしい。
    でも戦争に行かなかったら、こんなすごいもの書けなかったかもしれないから、
    人生って皮肉だよね。
    作品は、重苦しくて悲しい話が多いけど、日本語では『たんぽぽ』ってのが出てるみたい。
    ゼラニウムの話も入ってるかなあ、どうかなあ?
    母が買ったはずだから、訊いてみるわ!

  • もふもふ0304

    もふもふ0304

    2024/09/23 14:28:15

    ゼラニウム…花は普通にきれいだけど、リアルでは匂いがだめだなあという印象が。
    でも好きな人もいるんだよね。
    アロマにあるもん。
    その匂いが好きかどうかで、健康状態の指標になるんだとか。
    何の指標だったかは忘れたよ。
    アロマテラピーも、学べばいろいろ役立つことはありそう。
    時間とお金と気力があれば。
    おいしいもの、きれいなものと同じく、良い匂いも幸せのもとだもんね。
    もちろん、美術や音楽や文学もね。
    何を自分のトップに持ってくるかは、その人次第だけど。

  • テリー

    テリー

    2024/09/23 10:22:32

    なんかすごい人だね。
    若くして亡くなったのか、そういえば俳優のジェイソン・モモアがこんなことを言っていた。
    Life is short. I want to do this.
    ここのthisというのは、バイクでアメリカ中を巡る(そして芸術家達に会う)旅番組のことなんだけどね。
    全然違う話でごめんね。
    でも、小説家も、芸術家だものね。
    3ページの切ない話かぁ、僕も読んでみたいなぁ。

  • せんちゃん

    せんちゃん

    2024/09/23 08:01:27

    26歳で亡くなった作家…。
    彼もまた戦争の犠牲者なのかもね。だって投獄されたりしなければ、作家としてもっと長く生きられたかもしれないもの。
    「悲しきゼラニウム」読んでみたいな。ちょっと探してみようっと。