たぬきち

異国を感じた瞬間

日記

モンゴル旅行記の続きです。


モンゴルへ向けて飛行機か離陸しました。
初めての海外旅行に心を躍らせていました。
不安もありましたが、現地で頼れそうな方を紹介して頂き、その方とFacebookを通じて連絡を取り合っていました。
その方は日本人で、旦那さんが遊牧民をしているらしく、数日間そこのお宅でお世話になる予定です。

さらに日本から秘密兵器を持ち込みました。

『旅の指さし会話帳 モンゴル』という書籍です。
なんと本を開いて指をさすだけで会話ができちゃうらしい。
色んな言語で出版されていて、当時モンゴル語は廃版になっており中古で4000円ほどしました。
英語もモンゴル語も全く出来ない私にとってはパスポートの次に大切な物です。

日本からモンゴルへの直行便だったこともあり、機内では日本語も聞こえていました。
隣の座席の方も少しだけ日本語が話せるモンゴル人で日本語と指さし会話帳を使ってお話しました。
困ったときは電話してこいと連絡先まで教えてくれました。

しかし、ここから奇妙な話なのですが。

モンゴルへ着く2時間ほど前に隣の方が席を離れました。
おそらくお手洗いに行ったのだろうと思ったのですが、着陸後も一度も帰ってきませんでした。
彼はいったい何処へ行ったのでしょうか。いまだに謎のままです。

入国カードの書き方に戸惑っていたら親切な日本人カップルの方が大丈夫ですか?っと声をかけてくれて助かりました。
本当に日本からの直行便を選んで良かった。
入国審査は笑顔で乗り切り、遂にモンゴルへ入国しました。

チンギスハーンなどの大きい肖像画が飾ってあるのが印象的な空港でした。

まずは現地のお金に両替しようと空港内をうろうろ。
そこで片言の日本語で話しかけられます。
ガタイのいいタクシードライバーです。タクシーはちゃんと選んで値段交渉しないとぼったくられる。特に白タクには気を付けろと聞いていたので適当に断ってその場を後にしました。

日本だったらそれでやり取りが終わるのですが、彼はずっとついてきました。
両替をしてる時も隣の椅子に腰かけてきて、どこまで行くんだ?俺は日本が好きなんだ!などと話しかけてきます。
他にタクシーは無いかと速足で歩いて探していも彼は専属のSPのようについてきました。

そのしつこさに、ここは日本じゃないんだ。異国に来たんだなと感じました。
結局他にタクシーも見つからなかったので値段交渉して彼のタクシーに乗ることにしました。
白いプリウスに揺られて首都ウランバートルの中心へと向かいました。

  • こきりこ

    こきりこ

    2024/09/28 12:46:29

    初めての海外旅行だったんですね。意外!
    何月のことですか? 向こうに着いた時の気候の違いなどを
    瞬間に感じましたか?

    飛行機の隣の人への想像が止まりません(笑)

  • さっとん

    さっとん

    2024/09/28 12:41:03

    臨場感たっぷり 文才ありますね‼︎
    続きが待ち遠しいです。

  • つー

    つー

    2024/09/28 11:58:57

    わぁ、日本とずいぶん違う…

  • せんちゃん

    せんちゃん

    2024/09/28 10:48:07

    リアルな旅行記、とても興味深いです^^
    続き、楽しみです。