つつきさんの日記 | ニコッとタウン

仮想タウンでキラキラを集めました。

2024/10/02

集めた場所	個数
ペット海浜公園	3
自然広場	10

４択　　「おなら」

キラキラ 「ペット海浜公園」ニコペット紹介所

　　　　　「自然広場」花壇アーチ型入口横

4択　　「お」からはじまる恥ずかしいものは？　→　おなら

乙女になんという恥ずかしいお題を！！

・・・乙女じゃないって？

うん。

今年の「イグ・ノーベル賞」は豚などの生物に「お尻から呼吸する能力を発見した」日本の研究チームが「生理化学賞」をとってたな。

18年連続の日本受賞だ。

イグ・ノーベル賞は1991年にアメリカの科学雑誌がノーベル賞のパロディとして「人をクスッと笑わせつつ考えさせる研究」に贈ることにした賞だ。

今年は日本チーム以外に

・訓練された鳩を弾頭の中に入れて誘導ミサイルにするアメリカチームの研究

・投げたコインの裏表がでる確率が偏っているのを確かめるために35万回以上実際にコインを投げて研究したオランダチーム

など９つのチームが受賞したそうだ。

日本チームの研究は、高い濃度の酸素を含ませた液体をお尻から入れてどうなるかの実験で、どの生物も血液中の酸素が大幅に増え、豚では一定の条件下ではあるが呼吸不全の症状が改善されたそうだ。

・・・でも、その尻から入れた液体、どうやって排出するの・・。

普通に排出したら酸素も排出しちゃうよね？

一定時間大丈夫ってことなんだろうか？

人間が手術の時に呼吸チューブを入れるのは当然なのだが、あれって極稀に失敗してちゃんと入れられてなくて死ぬ事故があるんだよね。

喉の手術などは喉のくぼみからチューブを入れたりするのだけど、お尻から呼吸できる液体をいれられるのなら、そういった手術も邪魔な呼吸管がなくてできるように？？？

・・・排出大変だけどさ！

授賞式では指導の教授が「お尻には、呼吸できるという秘められた能力があることを信じてくださってありがとうございます」とスピーチ。

会場が笑いの渦に。

お尻、ってやはりどの国でも「ちょっと恥ずかしい」ってなるんだろうなぁ。

でもこの教授。

再生医療をしていて、このお尻から呼吸できる論文をつくったのは3年前の多くの人がコロナで肺を真っ白にしていて呼吸が辛い時だったそうで、肺からではなく直接血液に酸素を入れられないかで、腸が持つ能力に目をつけてのことなので、真面目なのだ！！

イグ・ノーベル賞を作り、今も主催者として世界中から毎年1万件に及ぶ送られてくる論文に目を通して絞り込みもしている人が、日本が20年近く連続受賞していることを聞かれて

「日本とイギリスは突出して多くの受賞者を出していますが、それは日本とイギリスでは、本当に風変わりなアイデアを思いついた人を排除することなく大切にして、自分たちの中の1人として受け入れてきた結果です。そうした小さなことの積み重ねがあって、両国はいまや誰もが使っているさまざまな技術の開発に大きな成功を収めてきたのです」

と答えていた。

よく日本は「独自にアイデアを思いつけない猿真似民族」と言われるのだが、そうではないことが証明されていた！！

「人をクスッと笑わせつつ考えさせる研究」なので笑い要素がないと駄目という難しいハードルは、「頭の良い人はかっこよくスマートに」という意識のある中国などでは無理かもなぁ。

こんな賞だが、ちゃんと商品化されていくものもあるそうだ。

去年、日本チームは「電気を通すことによって味覚に変化が起こる」ことで賞を取ったのだが、電気を発生するスプーンが実用化され予約でいっぱいだそうだ。

それは、減塩で味がほぼしない食事をそのスプーンを使うことによって塩気がすっごい多く感じられて普通の食事のように食べることができるからなのだ。

減塩糧食をとっている人には涙がでるぐらいありがたいものだろう。

お尻から液体を入れて酸素ましまし！！も、ベンチャー企業を起こし臨床試験をすすめているらしい。

2028年には実用化したいと頑張っているそうだ。

そうすると2030年ぐらいの手術光景が変わっているかもしれないね！！

・・・ところで、その液体を入れられたらおならはどうなるの？？

液体にとけて体をめぐるの？

謎は尽きない。

つつき

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つつき

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