回顧
淀行って来ました!大嫌いなNF天栄×ルメールが勝つとこなんて見たくなかったw今週も重賞は2つともあかんかったけどトラックバイアスが出て来た新潟で2つ獲ってほぼトントンでした。
【菊花賞】61.7-62.0-60.4=3.04.1 良馬場発表で昨日よりは乾いたけどパンパンとは程遠い時計の出方で展開的にも上がりのかかる消耗戦になったね。まずメイショウタバルが控えたことでエコロヴァルツが逃げる意外な展開。ただ前半4F目で13.0と岩田父お得意のスローに落とそうとしたところでノーブルスカイ、ピースワンデュック、メイショウタバルあたりが抑えきれずに入れ代わり立ち代わりハナに立つ出入りの激しい展開になって12.0-11.7とペースアップしてその後も12秒台中盤までしか緩まず近年の菊花賞としては珍しいくらいに中盤しっかり流れる消耗戦に。中盤落ち着いて走れへんかった馬やスタミナ面に不安のある馬は次々に脱落してかなり着差の開く結果になった。勝ったアーバンシックは不器用で操縦性も低い馬やけどルメールが乗るとこうも自由自在に動かせるんやなと。腹立つけど(「天才はいる、悔しいが」みたいな言い回しやな)。立ち回りの上手さが問われへんレースになったのは良かったけど、かといってステイヤーって馬体や血統でもないからね。それでも完勝するくらい馬が強かったのと鞍上が上手かった。ただ今でもベストは中距離やとは思ってる。2着のヘデントールは馬体や血統、レースぶりからも今回のメンバーではビザンチンドリームと双璧のステイヤーっぽい馬でスタミナが問われるタフなレースになったのは良かった。依然としてスタートや気性面で難は抱える馬やから馬場や展開問わずってタイプではないし鞍上も選びそう。3着のアドマイヤテラも距離はこなすけど速い脚がない馬だけに今日の馬場や展開がハマった感はある。決め手の問われる高速馬場+中距離戦とかやとコロッと負けそうな気も。ビザンチンドリームはお誂え向きの馬場や展開でこれは馬券圏内の可能性高いなって思ってたけど、枠の差もあって勝負所で外に出すのを少し待たされたのが響いたかな。2~5着は殆ど差がなかっただけに勿体なかった。ウエストナウは既走馬相手の1800m未勝利戦を速い時計で勝つくらいスピードの勝った馬やから今日の馬場や展開では厳しい。適性条件で改めて。ダノンデサイルは早々とバテた馬たちが下がって来てズルズル位置を落としたのが痛かった。ダービーでは内枠を最大限活かせたけど菊花賞では逆に仇になった形。これも競馬やね。ちなみに1~5着の馬のうち4着のショウナンラプンタ以外はトニービンの血を引く馬。この辺りからも軽いスピードや斬れよりもスタミナや重厚な末脚が求められたのがわかる。
来週の秋天はメンバー的にスロー濃厚。故障の影響次第にはなるけど普通に大箱2000+高速馬場なら条件ベストのリバティアイランドかなぁ。あとは穴にはならんかもしれんけどダノンベルーガ。