重賞展望
改めて菊花賞見返してみるとビザンチンドリーム、3~4コーナーの辺りでちょっと躓いてるね。まぁ、相手がアーバンシックとヘデントールじゃ獲れても大した金額でもないからええけど。今週末の重賞は天皇賞・秋、スワンS、アルテミスSの3つ。
【天皇賞・秋】22年はパンサラッサの単騎の大逃げでハイペースになってるけど後続は実質スローのラスト3~4F戦。それ以外の4年は前後半のバランスや中盤の緩み方、スパート地点に多少の違いはあるけどレースの後半5Fが57秒2~57秒5で勝ち馬は33~4秒の上がりを使ってるように高いレベルでの後半の持続力と瞬発力が要求されるレース。今週からBコース替わりでコースの特徴としても多頭数の極端な外枠は不利ではあるけど、それ以上に決め手があれば位置取りは不問と考えて良さそう。血統では血統では普通にディープを筆頭に主流血統が力を出しやすい印象。トニービンも目立つ。
ジャスティンミラノの故障は残念やけど良いメンバーが揃ったなと。リバティアイランドは跳びが大きく大箱コースは力を出せる舞台。前走のドバイSCはスローの前残りやから負けたこと自体は気にする必要はないと思うけどラスト甘くなったあたり高速馬場なら2400でもこなせるけど負荷が掛かる馬場やとちょっと長いんかなと。今回の2000くらいがベストなのでは。あとは故障の影響がどれだけあるか。追い切りでは相変わらずめちゃくちゃ動いてるけど。ドウデュースは宝塚は雨、ドバイTは出遅れ+ドン詰まり、去年の秋天は急遽の乗り替わり+序盤出して行ったら掛かりと崩れたレースの敗因はハッキリしてるし現役トップクラスの能力に疑いはない。ただ有馬や京都記念のコーナーでの加速力やギアチェンジの早さを活かせるのは小回りかなってのはあるし、去年秋天⇒JC⇒有馬と着順を上げたことや今年秋GⅠ3戦での引退が予定されてることを考えれば本気度が高いのは先の2戦になりそう。レーベンスティールはエプソムCは59キロを背負ってたことを考えればかなり優秀な時計で強かったと思うけどオールカマーは内で窮屈な競馬になったとはいえ加速ラップ連発の異常な高速馬場やったことを考えればラスト1F失速ラップや勝ち時計は平凡。高速馬場+決め手の良きる展開で好走してて今回の条件も悪くないとは思うけど一線級の相手と走るのは今回が初の割にリバティやドウデュースと殆ど変わらん想定人気は流石にやり過ぎかなと。ベラジオオペラはこの1年で確実に力をつけたし先行力や立ち回りの上手さは武器になるけど、小回り巧者な一族なだけに大箱コース+高速馬場+スローの究極の決め手比べでどうかってのはある。ソールオリエンスはスタートが遅くコーナーリングが下手な割にそこまで速い脚を持ってるわけやないから高速条件としては外を回すことが不利にならへん馬場と速い上がりを求められへん展開。前崩れの消耗戦になるようなメンバー構成ではないから道悪にでもならなまず厳しそう。穴っぽいところではダノンベルーガ。使える脚が長くないから高いレベルになるとどうしても最後甘くなる面が目立つし勝つというよりは2~3着のイメージやけど左回りの1800~2000のスローがベスト条件で国内GⅠでチャンスがあるのはここしかない。陣営が弱気なのは多少気になるけどそもそもこの調教師は泣きのコメントが目立つしね。最後にジャスティンパレス。去年は前崩れの速い流れの恩恵を受けた形やし、中距離のカテゴリーでは決して斬れるとまでは言えへんだけに高速馬場+スローを後ろからでどこまで詰められるかなってのはあるけどスタートの上手い坂井騎手だけにある程度位置を取れるなら。良馬場は合ってるけど距離は本質的にはもうちょっと長い方が良いとは思う。能力自体は現役屈指やし色々噛み合えば。