重賞展望
プレミア12で森下が確変状態やね。いつもこれくらいやってくれれば良いけど結構好不調の波が激しいタイプやからなぁ。来季の理想は3番前川、4番森下、5番サトテル。
【京阪杯】京都内1200は序盤に上り坂があることで極端な前傾ラップになることは少なく、前後半イーブン或いはやや後傾ラップになることも。基礎スピード面が強く問われる中山や小倉の1200とは真逆で後半の決め手もしっかり問われるスプリント戦としては異色のコース。ペースが上がりにくいということは当然物理的には後方から外を回すと厳しく前や内有利になりやすい。ましてや変則日程の今年は例年のCコース2週目と違ってCコース替わり初週やから余計に内前有利、と言いたいとこやけど先週の時点でかなり内を走るのは不利やったからね。コース替わりである程度カバーされたとしても一気に内有利に振れるとは考えにくい。登録メンバーを見ても逃げ先行馬は多めでペースもそこそこ上がりそう。差しが決まりそうな匂いはするねw血統ではストームキャットらスピード型ノーザンダンサー系、スピード型ミスプロ系あたりが目立つ。
ウインカーネリアンは高松宮記念以来2度目のスプリント戦。高松宮記念は異例の後傾ラップになって先行出来たけどテンの3Fが33秒台に入ってきた時にこれまでみたいな競馬が出来るかどうかやね。前に行けたとしてそれが有利に働くかは微妙やし後ろからになって差せるくらいの決め手があるかも微妙。1番人気想定なら押さえまでかなぁと。エイシンスポッターは平坦巧者でゴリゴリのハイペースよりは落ち着いたペースの方がベターな差し馬で極端な高速馬場やない京都1200は走りやすい条件。去年もトウシンマカオとルガルに続く3着なら上出来。懸念としてはドイル騎手で大丈夫なん?ってことかな。ビッグシーザーは決め手比べになると厳しいけどある程度速い流れならここでは上位の存在。トウシンマカオとの比較でも着実に詰めて来てるように力はつけて来てるとは思う。ただ前走勝った後で人気になるタイミングやし先行することが有利になるのかどうか。状況的に狙いにくさは感じるとこやね。アグリは前走スワンSはハイペースの差し決着を番手から進めて0秒5差なら着順ほど悪くないって見ることは可能やけど逃げたウインカーネリアンを交わせてへんし、良い頃なら多少展開不利でもベストの距離ではもっとやれてると思うんよね。モズメイメイは夏の間に馬群でも競馬が出来るようになったし速い流れもこなせるようになった。ここでは能力的にやれて良いとは思うけど使い詰めで来てるから状態面での上がり目はなさそう。穴っぽいところではまずペアポルックス。これまでは速い流れを先行して良さが出る基礎スピード型かと思ってたけど2走前から岩田騎手が乗るようになって後方からの競馬に。序盤からかなり抑え込んでるし恐らく意図的やと思う。オパールSはそれなりにペースは流れたとはいえ開幕週の高速馬場で中団からでは厳しかったし、みちのくSはほぼ前後半イーブンの前残りを4角最後方からじゃどうしようもなかった。それでも3,4着と見せ場はあったし今回外伸び馬場で前が引っ張ってくれれば。あとはカンチェンジュンガあたりも能力的にはやれて良いとは思うけど近走行き脚がつかへんかったり出遅れたりしてるのは気になるとこやね。