セカンド

進め雲の舟・・・

小説/詩

雲が流れてく
無限の距離を漆黒の空という海の中を

月明かりが白く雲を淡く照らす
雲は浮かび上がり悠々と天を進んでいく

何処へ行くのだろうか
何処まで行くのだろうか

それは
私の心の中を進んでいるのだ

それはあなたという宇宙から離れつつ
無限の世界へと進んでいくのだ

温もりが冷めていく
思い出が一つ一つ消えていく

いくつもの星が見える
あそこにもこちらにも

私は進んでいく
無限の空間を

あなたを離れて
新しい明かりを求めて

雲よ進め
私の心の中を

雲よ
進め



自分が影響を受けた白石かずこさんに続いて
谷川俊太郎さんが旅立ちました

半年の間に
なんか寂しい気がします・・・合掌










  • セカンド

    セカンド

    2024/11/23 00:04:53

    吉春 様

    十六夜の月も気が付けば再び満月に・・・
    欠けて無くなって初めて光は増えていく

    月は身近な道標なのでしょうか

  • 吉春

    吉春

    2024/11/22 13:58:00

     セカンドさん今日は

     月明かりに雲と言えば、私はこんなことを思い起こします。
     もう時期外れすが一首
     
     胸の内雲の狭間に十六夜の
        身の欠けたるを憂うがごとし

     もう十年以上たちますが、独りぼっちになって夜空を見上げた時の情景ですね。

  • セカンド

    セカンド

    2024/11/20 22:15:52

    ☽碧 様

    こんばんは

    そうですね・・・
    舟に乗って今はどの辺にいるのでしょう

    きっと景色を見ながら
    素晴らしい詩を詠っていると思います

    拝聴出来ないのが残念です

    こちらも負けずに詩を書きましょう

  • ☽碧

    ☽碧

    2024/11/20 12:38:38

    雲の舟、とても素敵な表現の仕方ですね。
    谷川俊太郎さんの詩は私も読みました。
    きっと雲の舟に乗りながら素敵な言葉を綴り続けているかもしれませんよ(*^^*)